7月2日(月)、久しぶりに「神田なみへい」へ。
途中で渡った鎌倉橋のほとりには、本土市街地への空襲の説明板。欄干には弾痕が残っているとのこと。
ちょっと分かりにくい場所にあるなみへいで、この日からスタートした7月の特産品は千葉県匝瑳市のコース。
枝豆豆腐と茄子の赤紫蘇巻き等の前菜、ピーマンのポテト詰めフライ、ローストポーク、鰯の煮付け、はまぐりの酒蒸し、〆に素麺。
いつもながら、大変美味しい料理です。
ご一緒したのは、熊本の九州農政局在勤中にお世話になったKさん。
国際交流ボランティアに携わっておられたKさんは、縁あって熊本県菊池市の山間にあるNPO「きらり水源村」でに入り、廃校を拠点に食育活動に取り組んでこられた方。変わらない行動力で、早速なみへいでのコラボ企画が実現するかも知れません。
もうお一人は、東京で週末援農等の活動に取り組んでおられるIさん。匝瑳市ともお付き合いがあるとのことでお誘いしました。今週末にはアースディマーケットにも出展されるそうです。
気がつくと閉店時間の23時を回っていました。
7月4日(水)の夕方は、東京都中央区の第4回総合環境講座(全8回)にお招き頂きました。
中央区役所には初めて来ましたが、説明板によると江戸時代は土佐藩邸があった場所で、山内容堂公や坂本龍馬もいたとのこと。その隣には、壁面緑化の効果を示す温度計も設置されていました。
私からは「フード・マイレージ-あなたの食が地球を救う?」と題して、変わり映えのない話。1時間の持ち時間を説明だけで5分ほどオーバー、質疑を入れると10分ほど超過してしまいました。申し訳ありません。
後半は、都中央卸売市場大田市場「いちば食育応援隊」の根津正明さんから「プロによる食材選びと栄養価値について」。
自称「ただの八百屋さん」とのことですが、この方、ただ者ではないとお見受けしました。
永年にわたって青果商として食に携わり、さらに学校や市民団体での食育活動を続けてこられています。経験と実践に根ざした現場の方からの、奥の深い話を聞かせて頂きました。
また、根津さんはこの日、旬の野菜を使った料理をレシピとともに持参して頂き、試食させて頂きました。
東京の中央区と言えば、日本橋、銀座、築地、兜町などがある文字通り大都会・東京の、そして日本の「中央」。
最も農業とは縁遠い場所かも知れません。8階の会議室から見下ろしても、ビルとアスファルトばかり。
しかし、毎年開催される「日本橋祭り」では江戸東京野菜が配られ、子ども達は屋上で野菜を栽培し、老舗も多い料亭等ではプランターで栽培されているそうです。かつての江戸の中心で、江戸東京野菜は今も息づいているようです。
ところでこの日、「呑みマス日本」のイベントで知り合ったIさんが受講に来られていました。Iさんは、中央区での環境学習リーダーの会「エコビーイング」の一員として活動されておられ、今回の総合環境講座にも別の回に講師として参加予定だそうです。
講座修了後、Iさんに誘って頂き新富町を歩きました。
銀座のような繁華街とは異なり、住宅地に隣接するように趣のある素敵なお店が点々とあります。
ようやく席がとれた「I」へ。
見た目も美しい刺身、柔らかい煮蛸、おかみさんが目の前で分厚く焼いてくれた卵焼き、そして各地の選りすぐりの地酒。
中央区も美味しいところでした。
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まとめtyaiました【中央区総合環境講座と美味しいお店2軒】
7月2日(月)、久しぶりに「神田なみへい」へ。 途中で渡った鎌倉橋のほとりには、本土市街地への空襲の説明板。欄干には弾痕が残っているとのこと。 ちょっと分かりにくい場所