食をとおした「縁結び」

 2013年5月12日(日)は、雨模様の前日とは打って変わって、夏が本格化したように気温が上昇しました。
 玄関先の鉢植えのスダチも、たくさんの白い花をつけました。
 シランやパンジーも目を楽しましてくれています。
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 午前10時前に畑(借りている市民農園の1区画)に寄ってみると、先週植えた、だだ茶豆やオクラの芽が出揃っています。とうもろこしやジャガイモも、さらに成長していました。
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 新たに畝を2つ立て、「福島ひまわり里親プロジェクト」のひまわりと、「いわきオーガニックコットンプロジェクト」のコットンの種まき。
 たかだか40分強の作業でしたが、暑さがこたえました。
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 まずは池袋へ。
 池袋駅から歩いて10分ほどの池袋第2公園(池袋図書館前)では、毎月第2日曜日の午後、「えんがわ市」が開催されています。
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 主催しているのは、NPO法人「としまNPO推進協議会」が運営する地域コミュニティサロン「みんなのえんがわ池袋」。
 公園の前には、常設の交流スペースも開設されています。
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 この日の「えんがわ市」、実に61回目の開催となります。
 リサイクルフリーマーケットや各地の特産品、焼きそばや赤飯等の屋台が、地域の多くの人たちで賑わっていました。
130512_6_convert_20130516072534.png 駅から歩いてきて火照った身体と渇いた喉に、秋田県横手市特産のぶどうジュースが染み入ります。
 茨城・常総市のアスナロ農園のイチゴ、岩手・山田町の鮭フレークと醤油を購入し、立教大学フェアトレードパートナーのブースではインド産の小銭入れを求めました。
 イチゴと醤油は、この後に回った「共奏キッチン♪」への差し入れ用です。
130512_7_convert_20130516072606.png ところで、今まで気づかなかったのですが、公園の入り口の脇に掲示が貼り出されていました。
 空間放射線量の測定を行ったところ、基準値以上の箇所は無かったとの内容です。
 
 大震災と原発事故は終息した訳でも何でもなく、現在も避難されている多くの方たちはもとより、東京の公園でも放射線に対して警戒せざるを得ないという現実が続いているのです。
 さて、JR池袋駅に戻り、山手線の巣鴨駅から都営三田線に乗り換え、三田で下車したのは13時前。
 昨日と2日連続で「共奏キッチン♪」が開催されています。
 みんなでごはんを作って語り合おう、という誰でも参加できるイベントが、ほぼ月1回のペースで開催されています。
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 2日続けての開催ということもあってか、参加者はいつもより少なめですが、それでも20名以上の方達がすでに料理に取り組んでいました。
 壁には「共奏5シェア♪」の貼り紙。
 この日の料理は、ポコアポコ農園(茨城県那珂市)から届いた有機野菜等がふんだんに使われています。
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 大根の混ぜご飯、大根葉を混ぜ込んだおにぎり、野菜たっぷりのスープ、サラダ、ネギ焼きなど。
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 この日は参加者のお一人が小さな兄妹も参加してくれていて、お兄ちゃんは器用に卵焼きを作ってくれました。素晴らしい。
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 また、屋外では、新聞紙を丸めて筒にしたものを組み合わせた謎のオブジェづくりのワークショップ。
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 この日は、東北復興支援に携わっておられる方達も何名か参加されていました。
 一般財団法人「地域創造基金みやぎ(さなぶりファンド)」事務局長の鈴木祐司さんは、主催者のたかったーさんとも旧知の方で、共奏キッチンのスタート時のメンバーの一人だそうで、この日はシェフとして腕を振るって下さいました。
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 昨日(5月11日)、さなぶりファンドの主催で「被災地みやぎのいまと出会い、つながる一日 in東大弥生講堂 ~現場で奮闘する5人の物語~」というイベントが開催されました。
 このイベントに参加されたNPOの方達も、昨日とこの日の「共奏キッチン♪」に参加して下さっていました。
 日曜日にお会いできた何人かの方に話を伺うことができました。
 「ダンス幼稚園実行委員会」代表の千田優太さん。
 言葉で気持ちを表現できない子ども達にとって、体を動かしたり声を出したりするダンスは震災ストレスの軽減に効果があるとのこと。
 幼稚園や保育所でダンスを楽しむイベントを開催し、子ども達の心の復興を支援しているそうです。
 特定非営利活動法人「Switch(スイッチ)」のスタッフ、今野純太郎さん。
 震災による心の不調を抱えながらも仕事をしたい、学校に行きたいという若者達の気持ちを支えるためのワークショップやインターンを実施しているそうです。
 「元気回復行動プラン」など実践的なプログラムが用意されているとのこと。
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 NPO法人「亘理いちごっこ」のスタッフ、 熱海龍太郎さん。
 津波で町の半分が浸水した亘理町(いちご産地としても有名)において、仮設住宅等で孤立しがちな高齢者世帯等を一軒一軒訪問して傾聴活動を行っているそうです。
 町に住むスタッフが、被災者同士として悲しみや悩みを聞くことで、前に進む一歩を踏み出してほしい、とのこと。
 家族や友人を奪われ、財産も失うという大きな悲嘆と失望、喪失感は、想像することもできません。
 しかし2年が過ぎて、被災地では、それぞれができることを考え、復興と創造に向けた多様な取組が行われていることの一端を知ることができました。
 思えば、「誰もが暮らしやすいまちを作りたい」という願いは共通のはずです。
 今、被災地で取り組まれている活動を知り、応援することは、自分が住む地域をよくしていくためにも役立つものと思われます。
130512_15_convert_20130516073040.png これら被災地におけるNPO等の活動を支援するのが、事業指定寄付プログラム「あづめっちゃ」(宮城弁で「集めよう」の意味)。
 さなぶりファンドと参加団体が一緒に寄付を集める資金調達サポートプログラムで、寄付受け付け期間は5月31日までとのことです。
 なお、財団の愛称である「さなぶり」とは、東北地方で古来より田植えの後に開かれる宴のこと。
 田の神様への感謝と五穀豊穣を願うとともに、田植えを手伝ってくれた人達の労をねぎらい、酒を酌み交わすことで、地域の絆を深める役割もあったそうです。
130512_14_convert_20130516072953.png 夕方には、風も涼しくなってきました。
 帰り際に駅前のスーパーでカーネーションの小鉢。フェアトレードの小銭入れとともに「母の日」のプレゼントに。
【ご参考】
 ◆ ウェブサイト:フード・マイレージ資料室
 ◆ メルマガ :【F. M. Letter】フード・マイレージ資料室 通信
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One Reply to “食をとおした「縁結び」”

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    こちらのエントリーにございますアスナロ農園ですが、募金詐欺集団・日本ボランティア会の系列店舗です。東日本大震災の義援金と称し、北朝鮮シンパの政治資金獲得を行っております。実情についてはGoogleで検索頂きますとご理解頂けるかと存じます。くれぐれも注意して下さい。

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