ウクライナやガザにおける戦火が一日も早く終息することを、心から祈ります。

-より豊かな未来の食のために-
以下には記事を新着順に掲載してあります。カテゴリー毎の記事は上の「メニュー」からご覧下さい。
(以下に「続きを読む」と表示されていますが、この項目には「続き」はありません)。… 続きを読む
【ポイント】福島の17人の方々が、これまでの12年間と〈いま〉について、様々な思いを綴った「手紙」集です。
−関 礼子編『福島からの手紙 十二年後の原発災害』(新泉社 、2023/8)−… 続きを読む
【ポイント】
仁井田本家の「おだやか・雄町」は、南相馬市小高区の酒米を使うことで、福島と日本の田んぼを守っています。
福島・郡山市で300年以上続く酒蔵・仁井田本家(にいだほんけ)は、自らの使命を「日本の田んぼを守る酒蔵になる」としています。
酒米の全量は自社田及び契約栽培農場で生産した自然栽培米で、水も100%が天然水とのこと。農業生産法人も設立し有機JASの認定も取得しています。蔵には直売所やギャラリーが併設されており、感謝祭や「田んぼのがっこう」など様々なイベントも開催しています。… 続きを読む
【ポイント】
著者の思い出に残っている「ごはん」は、東京大空襲の翌日に食べたサツマイモの天ぷらなど、苦くてしょっぱいものばかりとのこと。
−向田邦子『父の詫び状』(2006.2、文春文庫)−
https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784167277215
1924年東京に生まれ、放送作家として大活躍中の1956年に台湾での航空機事故で急逝した著者の、最初のエッセイ集です。 … 続きを読む
【ポイント】
本年産の米は作況指数(量)は平年並みながら、一等比率(質)は大きく低下。地域による差も大。
先日、農林水産省が公表した10月25日現在の米の作況指数(平年の単収に対する比率)は、全国では101と「平年並み」となりました。しかしながら地域別にみると、北海道(104)、宮城(105)など「やや良」となっている都道府県がある一方、秋田(97)、新潟(95)、愛知(96)、鳥取(95)など7県は「やや不良」となっています。
一方、9月30日現在の米の検査結果によると、一等の比率は、昨年産は75.8%であったのが本年産は59.6%と16ポイント以上の大きな低下を示しています。これは地域別の差がさらに大きく、特に新潟県では13.5%と、昨年産の74.4%から61ポイント低下しています(秋田県、山形県、神奈川県でも30ポイント以上の低下)。これは、梅雨明け以降、記録的な高温で推移するとともに降水量が乏しかったことから、大量の白未熟粒等が発生したためです。
白未熟粒とは、米粒にでんぷんが十分に詰まらず隙間ができたため、光を乱反射して白く見えるもので、水加減を少なめにして炊くなど工夫すれば味は変わらないものの、農家の収入は大きく減少することとなります。… 続きを読む
【ポイント】
カロリーに占める米の割合は約2割に低下しているものの、食料自給力の観点からは依然として「主食」。
「主食」とされる米ですが、その地位は現在も本当に「主食」と呼ぶのにふさわしいものでしょうか。
リンク先の棒グラフは、供給熱量(食卓に並べられた食べもののカロリー)の推移について、主な品目別にみたものです。
https://food-mileage.jp/wp-content/uploads/2023/11/279_calorie.pdf… 続きを読む
2023年11月30日付の『日刊アグリ・リサーチ』(農業情報調査会発行)に、5回目のコラムを掲載して頂きました。
東日本大震災と原発事故から12年が経過(干支が一回り)した福島・浜通り訪問記です。
相変わらず小咄はベタ(下手)ですが。… 続きを読む
【ポイント】
現在も、少なくとも約2万7千人の方々が避難を強いられています。
2011年3月11日、原子力緊急事態宣言の発令に伴い、放射性物質の放出・拡散による住民の生命・身体の危険を回避するため、避難指示(屋内退避を含む。)が発出されました。
当初、避難指示が出された区域は福島県全体の面積の約12%という広さでしたが、徐々に縮小され、現在は2.2%(約300ha)となっています。とはいえ、現在も東京都23区の約半分の面積が帰還困難区域となっており、住宅の入り口はバリケードで閉鎖されたままです。
リンク先の図280は、避難者の数の推移を示したものです。… 続きを読む
◇フード・マイレージ資料室 通信 No.280◇
2023年11月27日(月)[和暦 神無月十五日]… 続きを読む
来る12月10日(日)13時から、7年目の「川崎平右衛門フェスタ」が開催されます。今年の会場は西東京市・田無です。
府中の名主(百姓)だった平右衛門は、八代将軍・吉宗の時代に大岡越前に見いだされて多くの新田を開発し、百万都市江戸の台所を賄いました。さらには木曽三川の治水や石見銀山の再興にも尽力しました。これらの遺徳をしのびつつ、これからの「農あるまちづくり」等についてパネルディスカッションを行います。
参加費は無料ですが、事前申し込みが必要です(詳しくは以下のチラシをご覧ください)。
https://food-mileage.jp/wp…/uploads/2023/11/231210_a2.pdf
https://food-mileage.jp/wp…/uploads/2023/11/231210_b2.pdf… 続きを読む
2023年11月25日(土)は晴天。いつも通り朝7時にたかった馬場駅前で同乗させて頂き、新潟上越市大賀に向かいます。
連休の合間なので心配していましたが、関越道は渋滞もなく順調。いつもの上里SAで朝食。小麦が本場のこの辺り、今回はラーメンしてみました。
青空の下に、赤城山や榛名山の姿。
ところが一転、谷川岳SAあたりで曇り空になり、細かな雪が落ちてきます。気温も低下。
そして関越トンネルを抜けると、そこは雪国でした。直進できず、チェーン装着等のスペースを経由させられます。… 続きを読む
2023年11月22日(水)。勤務先至近の日比谷公園の「首賭け銀杏」も色づいてきました。
夕刻は、小田急・代々木八幡駅にほど近いカフェ・さくらんぼで開催された村本大輔さん(ウーマンラッシュアワー)と伊勢崎賢治さん(東京外国語大名誉教授、JAZZトランペット奏者)のライブへ。
村本さんの迫力あるスタンドアップコメディ(初めてでした)。
伊勢崎さんは「ガザでは毎日130人の子どもが犠牲になっている。こんな紛争は経験がない。一日も早い停戦を」との切実な訴え。
最後は、飛び入りのピアニストの方と3人で記念撮影。熱気あふれるライブでした。… 続きを読む
◇フード・マイレージ資料室 通信 No.279◇
2023年11月13日(月)[和暦 神無月朔日]… 続きを読む
自宅近くに一画を借りている市民農園。
大豊作だったナスはようやく勢いを失いつつあり、そろそろ片付け。お疲れ様でした。有難うございました。
菌ちゃん畑の白菜等は豊作の予感。
大根、ニンジン、ホウレンソウ、春菊は、結局、発芽は揃わないまま。やはり遅すぎたかも。
2023年11月21日(火)は久しぶりに埼玉・小川町へ。… 続きを読む
2023年11月13日(月)は快晴。
自宅近くに一画を借りている市民農園で、ようやく落花生(おおまさり)と安納芋を収穫。
ところがどちらも大不作。特に落花生は、例年、茹でたものを冷凍しておいて翌年夏ごろまで食べるのですが、今年はひと鍋分だけ。3日ほどで食べてしまいました(美味!)。
その日の夕刻は、東京・池袋へ。
18時30分から、水天宮近くにある… 続きを読む