訪ねて下さり有難うございます。

フード・マイレージとは、食料の輸送量に輸送距離を掛け合わせた指標。この単純な数値が、私たちの身近な食生活と地球環境問題との関わりについて気付くきっかけとなります。
 また、産地や生産者のことに思いを馳せるよすがともなります。

本サイトは、フード・マイレージ指標を参考にしつつ、より豊かな未来の食の実現に向けて、食べ物や農林水産業についてともに考えるために、開設したものです(主宰者が個人で運営しているものです)。

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新着情報

以下には記事を新着順に掲載してあります。カテゴリー毎の記事は上の「メニュー」からご覧下さい。

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【豆知識】上昇する世界の食料価格

コロナ禍により経済活動が停滞する中で、最近、世界の食料価格が値上がりしています。
リンク先の図214は、FAO(国連食糧農業機関)が公表している食料価格指数(食肉、酪農品、穀物、植物油、砂糖の価格指数の平均)の推移を示したものです。
 https://food-mileage.jp/wp-content/uploads/2021/03/214_FAO.pdf

食料価格は、その生産が気象条件に左右されること、価格弾性値が小さいこと等から、工業製品等に比べて変動しやすいという特徴があります。特に2007年頃からは世界的な異常気象に加え、投機資金の流入もあって大きく上昇しました。
 その後は比較的落ち着いていましたが、2020年頃から再び上昇基調が顕著となっているのです。… 続きを読む

【ブログ】2021年4月のしごと塾さいはら(山梨・上野原市)

山梨・上野原はJR中央線で東京・高尾から3駅。駅からバスで1時間ほど北に向かったところに西原(さいはら)地区があります。
 ここに有志で定期的に通い、地元のNPO等に協力頂いて手仕事などを学ぶ「しごと塾さいはら」が10年以上続いています。

昨年以降はコロナ禍の影響により活動は制約されていますが、現在はほぼ月に1回ほど、少人数で伺っています。… 続きを読む

【ブログ】『いただきます ここは、発酵の楽園』上映会(東京・八王子)

2021年の春は早いようです。
 地元の東京・東村山市でも3月のうちに桜が満開に。
 心浮き立つ季節のはずですが、新型コロナウイルス感染が拡大傾向にあるのが気掛かりです。

年度が明けたばかりの4月3日(土)の午後は、東京・八王子へ。久しぶりのイベントでの外出です。

 駅の北口にそびえる再開発ビル・八王子オクトーレの12階(見下ろすと目がくらむよう)にある… 続きを読む

【ほんのさわり】國分功一郎『原子力時代における哲学』

−國分功一郎『原子力時代における哲学』(晶文社、2019/9)−
 https://www.shobunsha.co.jp/?p=5494

東電福島第一原発の事故を受けて「原発をなくしたいと心の底から思っている」著者が、2013年に行った連続講座「原子力時代の哲学」の記録です。ともすれば難しい哲学の用語なども、一般市民向けに分かりやすく解説してくれています。

科学技術に酔っていた1950年代、核兵器ではなく原子力という技術(「核の平和利用」)自体の危険性を正面から指摘した唯一の哲学者が、ハイデッガーでした。

人類は、地上の生態系を超越した原子力技術を開発・獲得したことにより、まるで神になったかのような錯覚(全能感)に浸りました。… 続きを読む

【オーシャン・カレント】被災市町村「復興度」アンケート

(河北新報社HPより)

河北新報社(宮城・仙台市)は3月1日(月)、東日本大震災で津波被害を受け、あるいは原発事故により避難区域が設定された岩手(12)、宮城、福島(各15)の計42市町村の首長を対象としたアンケート調査結果を公表しました。
 これによると、復興の進み具合を0〜100%の数値で示す「復興度」については、岩手、宮城では「90%以上」と考える首長が9割以上を占めています。これら両県では、大半の首長が復興は総仕上げの段階に入ったと認識していることが伺えます。

ところが、福島県では過半数の首長が復興度は「30〜70%」と回答しており、原発事故の影響が明らかとなっています。
 また、復興の完了時期の見通しについては、3県で「2021年度末ごろ」が7人、「25年度末ごろ」が5人等となっていますが、福島県内では7人が「見通せない」と回答しています。… 続きを読む

【豆知識】2020年の世界のCO2排出量

去る3月2日(火)、国際エネルギー機関(IEA)は2020年までの二酸化炭素(CO2、エネルギー起源)排出量を公表しました(リンク先の図213)。
 https://food-mileage.jp/wp-content/uploads/2021/03/213_IEA.pdf

これによると、2020年の世界のエネルギー起源のCO2排出量は315億トンとなり、前年から5.8%(20億トン)減少しました。これは第2次世界大戦以降で最大の減少幅であり、絶対量としては欧州連合の排出量に相当し、人類の歴史上前例のないものとのことです。
 特に、新型コロナ感染症の拡大に伴うロックダウン等により、国際及び国内移動が制限されたため、運輸セクターのCO2排出量は14%と大きく減少しています。

感染症という予期せぬ(望まない)要因によるものとはいえ、世界のエネルギー消費量(CO2)は右肩上がりで推移するものであるといった「常識」は、否定されたのです。… 続きを読む