訪ねて下さり有難うございます。

フード・マイレージとは、食料の輸送量に輸送距離を掛け合わせた指標。この単純な数値が、私たちの身近な食生活と地球環境問題との関わりについて気付くきっかけとなります。
 また、産地や生産者のことに思いを馳せるよすがともなります。

本サイトは、フード・マイレージ指標を参考にしつつ、より豊かな未来の食の実現に向けて、食べ物や農林水産業についてともに考えるために、開設したものです(主宰者が個人で運営しているものです)。

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新着情報

以下には記事を新着順に掲載してあります。カテゴリー毎の記事は上の「メニュー」からご覧下さい。

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【ほんのさわり】大江正章『有機農業のチカラ』

−大江正章『有機農業のチカラ−コロナ時代を生きる知恵』(2020.10、コモンズ)−
 http://www.commonsonline.co.jp/new_books/2020/09/04/yukinogyopower/

著者は1957年神奈川県生まれ。
 学生時代から市民運動に積極的に関わり、いったん中堅出版社に就職したものの退職して自ら出版社「コモンズ」を立ち上げ、編集者として、あるいは自らライターとして、多くの良質かつ問題提起的な本を出版されてきました。
 その大江さんは、肺がんとの10か月に及ぶ闘病生活の末、昨年(2020)12月15日に逝去されました。享年63歳、早過ぎました。… 続きを読む

【ブログ】緊急事態宣言の下で

2021年1月8日(金)に1都3県を対象に再発令された緊急事態宣言は、14日(木)には関西、中京圏等を含む1都2府7県に拡大。
 もともと再任用で週3日出勤(水~金)だった私も、当面、水、木は自宅でテレワークすることに。通勤しなくてよいのは有難いことながら、口頭であれば簡単な連絡でもメールと電話ではちょっと面倒なこともあります。

ということで、貴重な(?)出勤日である1月15日(金)の終業後は、久しぶりに東京・北品川へ。
 特に飲食店には大逆風が吹いていますが、様々な工夫をしながら頑張っているお店もたくさんあります。

炭火焼居酒屋・裏馬場続きを読む

【オーシャン・カレント】国産有機サポーターズ

有機農業の推進に関する基本的な方針」(2020年4月)においては、国内の有機食品市場における国産のシェアの目標(2017年の60%から2030年には84%まで拡大)が設定されています。この目標達成に向けて、国産の有機食品の需要喚起の取組を進めるためのプラットフォームとして農林水産省が立ち上げたのが「国産有機サポーターズ」です。

有機食品の普及のためには、生産者、消費者、行政のみならず、小売や飲食関係など様々な事業者を含めた幅広い連携が不可欠です。本プラットフォームは、国産有機食品の販売・提供や、有機農業・食品についての消費者に分かりやすい情報発信等に取り組む事業者の方が「国産有機サポーター」として登録されています。
 2020年12月16日現在で64社が参画しており、さらに登録希望者を募っています。… 続きを読む

【豆知識】有機農業と生物多様性

多くの消費者にとっての有機農業のイメージとは、農薬を使用しない安全で安心できる食品を生産する農法と捉えられる場合が多いですが、有機農業にはそれ以外の多くの特徴や役割があります。
 その一つが、生物多様性の保全です。
 リンク先の図209は、水田の農法と生物多様性保全との関連を示したものです。
 https://food-mileage.jp/wp-content/uploads/2021/01/209_tayousei.pdf

この図は、有機栽培、冬季湛水、IPM(総合的病害虫・雑草管理)を実施した水田(実施区)と、していない水田(対照区)におけるトンボやカエルの個体数を調査し、その結果から「生物多様性が非常に高い」「高い」「低い」「非常に低い」の4段階に分け、その構成割合を示したものです。… 続きを読む

【説明資料】こちらで食材・食品を買って、応援しよう!

2021年1月10日(日)、NPO市民科学研究室(市民研)の新年交流会におけるプレゼン資料です。個人的にお付き合いのある方を中心に、勝手に紹介させて頂きました。
 コロナの時代を生き抜くためには、信頼できる生産者、事業者の方々とつながることが不可欠です。
https://food-mileage.jp/wp-content/uploads/2021/01/210110_siminken.pdf

当日の新年交流会の模様は、以下(拙ブログ)から。
https://food-mileage.jp/2021/01/11/blog-296/続きを読む

【ブログ】2021年は市民研とともにスタート

2021年が明けました。
 喪中でコロナ感染の拡大もあり、お客様も少なく静かな正月。
 それでも縁起物のお節やお雑煮は、例年通り頂きました。

 自宅近くの市民農園も豊作。野菜価格は低迷しており、生産者の方のご苦労が偲ばれます。7日(木)には七草がゆも頂きました。
 東京地方は冬場れの日が続いていますが、日本海側や北日本では大荒れとのニュースも。… 続きを読む

コツコツ小咄まとめ(2020年12月)

2020.12/2(水)
 今日は寒かったですね。さらに寒くなるトドメを。
「乾杯の音頭は、りんごジュースではなく、みかんジュースでお願いします」
「うん、どういうことだ?」
「挨拶は簡潔に(柑橘で)お願いします」… 続きを読む

【ほんのさわり】2020年まとめ 

今年も食や農の分野を中心に、考えるヒントとなる多くの本と出合えることができました。
 地球と人類の将来ビジョンを考えるのに参考になった本は西川 潤『2030年 未来への選択』(No.186)、宮台真司、飯田哲也『原発社会からの離脱』(No.190)、古沢広祐『食・農・環境とSDGs』(No.196)、中野佳裕「いまこそ〈健全な社会〉へ」(No.198)、ハラリ『サピエンス全史』(No.200)、斎藤幸平『人新世の「資本論」』(No.207)です。

農村や自然との関わりでは、鷲田清一/山極寿一『都市と野生の思考』(No.191)、宇根 … 続きを読む

【オーシャン・カレント】2020年まとめ

食や農の分野について先進的かつユニークな活動に取り組んでおられる方や、食や農に関わるトピックス等を紹介してきました。
 新年最初の号では、ガンジーの研究者である石井一也先生(香川大、No.184)を紹介させて頂きました。
 桜と日本文学(No.188)、土用の丑の日(No.197)、閏月と自然のリズム(No.193)についても紹介しました。

政策・制度関連では、3月に策定された新たな食料・農業・農村基本計画(No.191)、花いっぱい応援プロジェクト(No.189)、国産農林水産物等販売促進緊急対策等(No.196)、農福連携(No.203)、改正種苗法(No.207)を紹介しました。
 また、鳥インフルエンザはヒトには感染しないこと(No.206)も紹介しました。… 続きを読む

【豆知識】2020年まとめ

食や農に関連して、特に私たち消費者にちょっと役に立つ、あるいは考えるヒントになるデータをコツコツと紹介してきましたが、やはりコロナ関連のデータが多くなりました。

新型コロナ感染者数は人口密度が高い都道府県ほど多いこと(No.191)、第一次産業のシェアが高い都道府県は相対的に感染者密度が低いこと(No.194)、東京圏では人口密度の長期的に上昇していること(No.193)を紹介しました。
 食料支出への影響の関連では、米や麺類の家計消費が増えている一方で外食が大きく落ち込んでいること(No.195)、飲食店は一定の経済的地位を有している(No.192)ものの、外食の売上げが大きく落ち込んでいること(No.196)を紹介しました。
 また、緊急事態宣言下で米の買い占めが話題となるなか、米の備蓄/在庫は十分にあること(No.190)、家計消費が増えた以上に外食が落ち込んだため米の1人当たり消費量は減少していること(No.206)、野菜価格も秋口以降低迷していること(No.207)を紹介しました。
 さらに、切り花の購入額も低所得層を中心に減少している状況にあります(No.189)。… 続きを読む