訪ねて下さり有難うございます。

フード・マイレージとは、食料の輸送量に輸送距離を掛け合わせた指標。この単純な数値が、私たちの身近な食生活と地球環境問題との関わりについて気付くきっかけとなります。
 また、産地や生産者のことに思いを馳せるよすがともなります。

本サイトは、フード・マイレージ指標を参考にしつつ、より豊かな未来の食の実現に向けて、食べ物や農林水産業についてともに考えるために、開設したものです(主宰者が個人で運営しているものです)。

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新着情報

以下には記事を新着順に掲載してあります。カテゴリー毎の記事は上の「メニュー」からご覧下さい。

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【F.M.豆知識】関係人口の推計値

特定の地域に継続的に多様なかたちでかかわり、「観光以上移住未満」とも言われる「関係人口」が注目されています。
 リンク先の図205は、国土交通省による関係人口の推計結果を示したものです。
 https://food-mileage.jp/wp-content/uploads/2020/11/205_kankeijinko.pdf
 
 これによると、三大都市圏に居住している関係人口は合計861万人で全居住者(4,678万人)の約18%を占めており、その他地域に居住している関係人口は合計967万人で全居住者(5,936万人)の約16%となっています(全国計では1,811万人、全居住者(10,614万人)の約17%)。

 これら関係人口の内訳をみると、産業創出、空き店舗活用、マルシェ出店、ボランティア等の「直接寄与型」が35%、就労型(現地就労)が6%、地域の人と交流したりイベント・体験プログラムに参加したりしている「参加・交流型」が22%、就労型(テレワーク)が10%、地縁・血縁先以外の地域での趣味活動等を実施している「趣味・消費型」が28%となっています。… 続きを読む

【ブログ】大崎駅前マルシェから市民研へ

2020年11月13日(金)の夕刻は、東京・大崎駅へ。
 南改札口前では、毎週金・土曜日の12〜19時、大崎駅前マルシェ「おおさき二十四節気祭」が開催されています。
 今年は新型コロナウイルスの影響で一時休止された時期もありましたが、現在は感染拡大防止に留意しつつ、規模を縮小し再開されています。

 この日も、仕事帰りの多くの人たちで賑わっていました。
 近隣の生産者の中には自ら見えられている方も。東北や九州の方とはネットでつながっており、モニターを通して顔が見え、話ができます。都心にいながら一次産業の現場の空気に触れることができます。… 続きを読む

【ほんのさわり】滝沢秀一『やっぱり、このゴミは収集できません 』

−マシンガンズ滝沢秀一『やっぱり、このゴミは収集できません 〜ゴミ清掃員がやばい現場で考えたこと〜』(白夜書房、2020.9)−
 http://www.byakuya-shobo.co.jp/page.php?id=6413

著者は1976年東京生まれ。お笑い芸人として活躍しつつ、定収入を得るためにゴミ収集会社に就職したという「半ゴミ収集人・半芸人」。本書は2018年の前著の続編です。

 芸人らしく軽妙でぶっ飛んだ文体とイラストで著されているのは、ゴミ収集現場の過酷な現実です。時には得体の知れないゴミに身の危険さえ感じ、住民には「ゴミ屋」と差別されながらも、淡々とゴミを収集して回る日々が描かれています。… 続きを読む

【オーシャン・カレント】30・10運動

出典:長野・松本市HPより。

食品ロス(食べ残し)が特に多いのが宴会や飲み会です。
 30・10(さんまる・いちまる)運動は、宴会等における食べ残しの量を削減するために長野・松本市で始まったとされ、今は全国に拡がっています。
 これは、宴会等では適量を注文することを前提に、乾杯後30分間は席を立たず料理を楽しむ、お開き前10分間は自分の席に戻って再び料理を楽しむことを推奨する運動です。

 幹事さんの呼びかけのタイミングや内容がポイントで、「乾杯の後の30分間と、お開き前の10分間は自分の席について料理を楽しみ、『もったいない』を心がけ、食品ロス削減の取り組みにご協力ください。それでは、乾杯のご発声を〜」といった例も示されています。… 続きを読む

【豆知識】食品ロス発生量の推移

10月は食品ロス削減月間、10月30日は食品ロス削減の日でした。いずれも昨年10月に施行された「食品ロス削減推進法」で定められたものです。今や食品ロスの削減は、法律で定めなければならないほどの深刻かつ重要な問題なのです。
 リンク先の図204は、近年における日本の食品ロス発生量の推移を示したものです。
 https://food-mileage.jp/wp-content/uploads/2020/10/204_loss.pdf

 2019年における食品廃棄物の量は2,550万トン(有価物や不可食部分も含む。)で、このうち、本来食べられるにもかかわらず廃棄されている食品(食品ロス)の量は612万トンとなっています。
 これには、売れ残り、返品、食べ残し等が含まれています。… 続きを読む

【ブログ】久しぶりのしごと塾さいはら(山梨・上野原市)など

2020年10月27日(火)の午後は、NPO縮小社会研究会の研究会にオンライン参加。
 この日は藤原辰史先生(京都大学人文科学研究所)から、「分解の哲学」というテーマでお話を伺いました。同名の近著の内容に加え、ポストコロナ時代の思想等についても興味深い内容でした。

 正直、オンライン講演会等の中には退屈でつらいものもありますが、この日は1時間半ほどの時間では全く足らないほどの充実したものでした(動画は縮小研のHPで見ることができます)。… 続きを読む

【ブログ】久々の「箕と環」、ちよだスカイファームなど

不安定な天候が続く中、2020年10月20日(火)は待望の日差し。
 自宅近くに一画を借りている市民農園で、延び延びになっていた落花生をようやく収穫。

宮崎原産の紫落花生(品種名は分かりません)、おおまさり、去年残っていた種から自然発生したもの。それなりの豊作です。
 秋の畑も、生物多様性にあふれています。

翌21日(水)の夕刻は、知人に誘って頂いて東京・根岸の居酒屋さんへ。… 続きを読む

【オーシャン・カレント】農福連携とは

 写真:全国農福連携推進協議会ホームページ

農福連携とは、農業分野と福祉分野が連携して、障がい者や生活困窮者、高齢者等の農業分野への就農・就労を促進する取組みのことで、農業分野における働き手の確保や荒廃農地の解消、障がい者等の社会参画を促す等の効果が期待されます。

 農福連携という言葉自体は2010年頃から出てきた比較的新しいものですが、農作業や自然とかかわることが障がい者等の心身の健康回復に効果があることは以前から知られており、園芸療法に取り組む事業者は1950年代から存在していました。さらに農業分野の課題も同時に解決としようとする取組みが、農福連携です。

 農福連携の推進については国の各種ビジョン等にも位置付けられており、2017年には全国農福連携推進協議会が設立され、ノウフク・アワードやセミナーの実施、ノウフクJASの普及、オンラインショップの運営等もなされています。

 今後、連帯経済の構築や地域コミュニティ維持等の観点からも、農福連携の取組みの拡がりが期待されます。… 続きを読む