7月2日の半夏生(はんげしょう)に続き、7日は小暑。
関東甲信地方は平年より15日も早く梅雨が明け、いよいよい本格的な夏の到来です。
さて、地元の市民農園。
8年ほど使わせてもらったていたのが昨年は抽選に外れ、ベランダ菜園とグリーンカーテンで気を紛らせていたのですが、今年はリベンジで抽選に当たり、再び利用することができるようになりました。
その時に頂いた「しおり」。
ちなみに地元H市では、市が管理・運営する市民農園が3か所あります(他に農家が開設された「体験農園」も数か所あります)。
今年、借りられのは「O町第2市民農園」のNo.2の区画。30平米で使用料は月1500円。
愛着のあった以前の区画とは違ってしまいましたが、後ろがフェンスとの間にスペースがあり、やや広く感じられます。ロッカーも割り当てられ、鍬などの農具は共有のものを自由に使うことができます。
30平米ですから、まあ猫の額のような広さですが、全景は以下のようになっています。
左手前からと、反対側の右奥から写した写真です。
そして、7月6日時点で作付けられている作物等の配置図は、ざっと以下のとおりです。
こうして整理してみると、我ながら猫の額に多くの作物を植えていることに気が付きます。欲張りすぎかもしれません。
以前はホームセンター等で苗を買ってきて育てていたのですが、今年は、種から育ててみることにしました。
しかも、全てではありませんが、固定種の種を求めて植えてみたのです。その多くは、埼玉・飯能にある野口種苗研究所から入手したものです。
下の写真は、正面左から順番に写したもの。
一番左側は、山梨・上野原市の西原(さいはら)から頂いてきた地大豆「せんごく」です。発芽がまばらだったので補植したところ、芽が揃ってきました。
隣は枝豆の定番・ビアフレンド(タキイ種苗)。これは順調に育ち早くも収穫が始まっています。
次は、ステラミニトマトと相模半白きゅうり(いずれも野口種苗さんから求めたのです)。
さらに加賀太きゅうり(野口)と春菊。その奥のほうれん草は育たなかったので、ビアフレンドの残りを植えてあります。
そして落花生、ピーマン、すいか。一番右の畝にはジャガイモを植えていたのですが、これは既に収穫済み。
奥には埼玉の地大豆「借金なし」(野口)を植えました。手前はまだ空いています。ゴマを植えてみようかな。
「借金無し」はジャガイモの後に植えたので遅かったのですが、芽が出始めています。すーっと、たくましく、真っすぐに伸びています。
相模半白きゅうりは、春先の雨不足のせいか発芽が悪く播きなおしたのですが、ようやく生長してきました。
同じ固定種でも加賀太きゅうりは順調で、たくさんの花をつけ、小指ほどの実もできています。果たして、あんなに太く育つでしょうか。
右奥にある島オクラ(野口)は順調で、清楚な花を咲かせてくれ、収穫も始まっています。
左奥の長岡巾着なす(野口)も、花をつけ始めてくれました。
一番奥(実は区画の外)に植えたひまわり(福島ひまわり里親プロジェクトのもの)は、ぐんぐんと背丈が伸び、先端に大きなつぼみが膨らんできています。
黄色い可憐なたくさんの花をつけていた(今も咲いています。)ステラミニトマトは、実が鈴なりになっています。もうすぐ収穫できそうです。
だだちゃ豆は、高温のせいか葉が茂り過ぎている心配があったのですが、さやを着けてくれています。
2回に時期を分けて植えたスイートコーンは、後で植えたものも実が太りつつあります。最初のものは、ひげが褐色になり始めたので、食べ頃も近いかと。
実は、すでに多くの実りを頂いています。
1週間前の時点で、多くのジャガイモ(インカのめざめ、ホッカイコガネ)が収穫できました。大豊作です。
ビアフレンドも獲れました。甘納豆かと思うくらいの甘さです(オーバーですが)。ビール無くしては食べられませんでした(発泡酒ですが)。
農作業なんか何も分からない素人にも、自然はちゃんと恵みを与えてくれます。
有難いことです。
【ご参考】
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