2013年7月21日(日)の「ふくしまオルガン堂」での利き酒会に参加させて頂いたことは、前回のブログで紹介しましたが、この時、福島産の桃を求めさせて頂きました。
福島は米を始めとする有数の農業県ですが、実は果実王国でもあります。
その代表選手である桃が、今、旬を迎えています。
ちなみにオルガン堂では1個200円でした。お買い得です。
5個並べると蠱惑的(こわくてき)でさえあります。包丁で割ると、蜜のような果汁が滴りました。
さて、前の週の会津・福島旅行に引き続き、7月22日(月)まで3日間連続の夏季休暇を頂きました。
最終日は自宅近くに借りている市民農園へ。
30平米という猫の額のような区画ながら、作物はぐんぐん育っています。草たちも、さらに育っています。
長岡巾着茄子が、たくさん実をつけてくれました。
その「初生り」を収穫しましたが、何とソフトボール位の大きさがあります。
ステラミニトマトも多くの実をつけてくれています。
もっと早めに収穫した方が良かったのか、実が割れてしまっているものも多数あります。
スイートコーンも、次々と収穫できます。
枝豆のビアフレンドの1回目は、ほぼ終了しました。今は、だだ茶豆が多くのさやをつけています。
島オクラも、花を囲むようにたくさんできています。一日目を離すと、大きく硬くなってしまいます。
キュウリ(加賀太と相模半白)は、多くの花はつけているのですが、実はこれからのようです。
東京ゴマ0→1(ゼロワン)プロジェクトH支場に位置づけられているゴマも、びっしりと芽を出してくれました。
この日、1回目の間引きをしました。
なお、多くは野口種苗から求めた在来種です。
今年、初めて種から植えてみて、春先の低温とその後の雨不足には心配したのですが、多くは順調に成長してくれています。
この日、収穫したものを、畑のかたわらに並べてみました。
夏の強い陽射しを浴びて輝く作物をみていると、これらが天地(あめつち)からの授かりものであることが実感できます。有り難いものです。
この日の昼と夜は、さっそく2種類の枝豆(だだ茶豆とビアフレンド)、ミニトマト、とうもろこし等を頂きました。
長岡巾着茄子は、半分は焼き、半分は蒸してみました。辛子醤油とよく合います。
間引いたゴマは、おひたしにしてみました。少し苦みがありますが、特にゴマの香りや味はしませんでした。
スイートコーンは、売っているものに比べれば見栄えは良くありませんが、もぎたてを茹でたものの美味しさは、言葉にはできません。
全くの真似ごと、お遊びのようなものですが、実際に農作業を体験してみると、炎天下の草取りの大変さ、それに増しての収穫の喜びの一端を実感することができます。
同時に、天地(あめつち)からの授かりもので生かされていることに、感謝の気持ちで満たされます。
一方、作付ができない、あるいは出荷しても不当に安い値段しかつかないというような地域が現在の日本の中にあること、生産者の気持ちを思うと、言葉を失います。
【ご参考】
◆ ウェブサイト:フード・マイレージ資料室
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