先週土曜日、2013年7月27日は「グリスマ平米ファーム in 秋川」へ。
都会と田舎を Connect(つなぐ)!「グリーンスマイル」の新たな拠点です。7月7日(日)以来なので約3週間ぶりです。
先日、現地を見に行った隊員から、雑草で大変なことになっているとの通報があり、急遽、てーさん隊長の呼びかけで草取りを行うことになったのです。
8時10分、拝島駅発のバスに集合したのは4名(後に2名が現地で合流)。
朝から曇り空で雷雨の注意報まで出ていたのですが、陽が射してきて一安心。そうなると、逆に猛暑と水不足が心配になってきます。
前回同様、バス停から河川敷の広々とした道を畑に向かいます。ところが、いっこうに開墾したはずの畑が見えて来ません。
すぐ近くまで行って目を疑いました。
開墾・作付けしておいたはずの一画は、雑草に完全に征服されていたのです。
背丈は1メートルを超え、茎はほとんど木と見紛うばかりに太く、根元が赤みがかっている草(誰か名前を教えて下さい。)がびっしりです。看板も倒れています。
「ジャングル」と形容するほかない状態を目の当たりにして、期せずして4名から出た言葉は「大抵にせーよ」。そして「帰ろか」。
しかし、よく見ると雑草の間に大豆などの姿が。
まあ、せっかく来たのだからと思い思いに畑に入り、手近なところから雑草を抜き始めました。
トンボやコガネムシが休んでいます。生物多様性の宝庫でもあります。
幸い、ここ数日の雨で土は柔らかく、かなり大きな雑草の株も「ぼこっ、ぼこっ」と簡単に抜けます。手当たり次第に抜いた草が、みるみる積み上がっていきます。
こじまん隊員、パンちゃん隊員、頑張ります。
雨が降る気配はなく、といって陽射しも強くありません。まあ、絶好の草抜き日和です。この日、来られなかった人は残念です。
絶望感に打ちひしがれそうだった隊員達の表情も、地面が広く見えてくるにつれ、次第に明るくなってきました。
雑草の猛威の中でも、健気に生き延びてくれていた作物たちが姿を現してきました。
最も勢いが良かったのはカボチャ。雑草に負けないくらい大きな株に成長していました。一躍、主役に躍り出ました。
サツマイモも、茎と葉を伸ばしています。
トマトは、しっかりと花をつけていました。後から合流した二人が、脇芽をとって支柱を立ててくれました。
伝説の「青ゴマ」も揃って芽を出していました。
「青ちん」隊員が、合間に一人で来て種を播いてくれていたらしいのです。別名「美人ゴマ」と呼ばれることになりました。
丹波黒大豆も元気に育っていて、白い可憐な花をたくさんつけています。これは枝豆が楽しみです。
しかし、たくさん撒いたはずのミントは確認できませんでした。前回、多くの芽を出していた二十日大根も、残念ながら姿を消していました。
持参したミントも移植しました。
私が借りている市民農園の区画の脇に、以前に誰かが植えていたものです。
ただ、この日、当てが外れたのは、畑のすぐ脇の水路が枯れていたこと(前回は豊かな水が流れていました)。
道路に残っていた水たまりの水(お湯)を、コンビニ袋で何度かすくってミントに掛けてやりましたが、ぐったりとしています。
今日、降雨がなければ見納めかも。神仏に祈るしかありません。アーメン。アッラーアメフル。南無雨陀仏。
休み休みながらの2時間半ほど、何とか畑の部分は雑草を抜きましたが、周辺はジャングル状態のままです。
日本の風土の植物生産力には、改めて脱帽するしかありません。
ここまででこの日の作業は終了し、バス停に向かいした。
途中、川に入って足の泥などを流しました。気持ちのいい清流です。蛍もいるそうです。
帰りは、前回と同じ1245発のバス。
バス停前の農家の軒先は直売スタンドになっていて(前回は開いていませんでした)、トマトやネギ、マクワウリ等を思い思いに購入。
バスを待つ間、分けてもらってかじったトマトの(冷えていませんでしたが)美味しかったこと。
エアコンが効いたバス(有り難や!)で拝島駅前に戻り、前回と同じラーメン屋に入り、ビールをたらふく飲んで半日の作業は終了しましたとさ。
今週の土曜日も作業が予定されています(今回は私はパスの予定)。皆さん、頑張って下さい。
もし、ジャングルに戻っていたらどうしよう(大抵にせーよ)。
【ご参考】
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