週初めに台風26号が通過。
秋の青空が戻ったのもつかの間、週末の天気は下り坂に。
続いて27号、28号が接近しているとのこと、今年の秋台風の多さはやはり異常です。というか、地球全体の環境が変わってきているのでしょうか。
2013年10月19日(土)。
自宅近くの市民農園では、伝統大蔵大根、仙台雪菜など冬野菜が順調に育っています。種採り用に残してある長岡半着ナスは、いい感じで干からびてきました。
以前、長崎・島原の岩崎政利さんが講演で、野菜が一番美しいのは、枯れた後に種を作っている姿とおっしゃっておられたのを思い出します。
もうすぐ種採りにチャレンジします。
さて、その市民農園から刈り取ってきたゴマを新聞紙の上に並べておいたのですが、茶~黒色にカラカラに乾き、自然とたくさんのゴマが落ちています。これをゴミなど異物と選り分ける作業に取りかかりました。
まず、大きい目のふるいにかけてゴマより大きなゴミを取り除き、続いてゴマより小さな目のふるいで小さなゴミを落とし、さらに扇風機にかざして飛ばしたりもしたのですが、なかなか綺麗にはなりません。
最後はピンセットのお世話に。
そのゴマを炒ってもらって品川に向かったのが13時過ぎ。すっかり遅くなってしまいました。
この日、マルシェ「全快野菜ちゃん」が開催されているのです。
ところが電車を乗り間違えたりして、15時過ぎに京急・青物横丁駅に着いたところでリーダーの「てーさん」から電話、予定より早く完売したので大井町に回って下さいとのこと。雨も落ちてきて、ちょっと情けない感じ。
ディープな大井町の路地裏、この時間から盛り上がっている居酒屋の2階へ。朝から働いていた7人のメンバーが迎えて下さいました(肩身が狭い)。
ここで持参したゴマを披露すると、みんな「美味しい」と皿にあけたり袋から直接つまんだり、全部食べてくれました。打ち上げだけでも参加できて嬉しかったです。
ほとんどゼロのゴマの自給率を東京(檜原村等)から上げていこうという「東京ゴマ0→1(ゼロワン)プロジェクト」、11月17日(日)の品川のマルシェでも販売する予定です。
翌20日(日)は朝から尋常ではない大雨です。
警報まで発令されているなか、日比谷公園では「土と平和の祭典」が開催されました。
朝9時半過ぎの霞ヶ関駅は、人の姿はありません。会場に近付くと多くのテントが見えはじめ、間違いなく祭典の当日です。
メインステージの前には小さなテントがしつらえられ、Yaeさん(おめでたとのこと。)の司会でオープニング。
大地を守る会・藤田会長からは「作物にとって雨は恵み」、加藤登紀子さんからは「みんなで空をみて祈りましょう」等と挨拶。
鏡開きは「寺田本家」の濁り酒。
続いて和太鼓バンド「GOCOO」による演奏。
荒天のため半ば諦めていたのですが、雨と冷たい気温を吹き飛ばすような熱いステージ。加藤登紀子さんとのコラボは素晴らしいものでした。
その後、ブースを見て回りました。
埼玉・小川町、東京・檜原村、山梨・上野原市等からは知り合いの方も多く参加されており、さらに全国から多くの生産者の方達も見えられています。
ところが、雨は止むどころか逆に強くなり、テントに入ると雨の音で会話もしづらいほどです。
生憎の天気ではありましたが、多くのコンサートやトークショーもあり、今年の「土と平和の祭典」も熱気に包まれました。
とは言え、私は別用があって昼前には失礼。
主催、出演、出展者の皆様、お疲れ様でした。体調など崩されませんように。
ところで先日、漫画家のやなせたかしさんが94歳で亡くなられたとの報道。
その中で強く印象に残ったのは、戦争体験をもとに「何よりまず飢えた人を救うのが本当の正義の味方」という言葉。自分の顔をちぎって困っている人に差し出すアンパンマンの行為には、そういう深い意味があったのです。
ご冥福をお祈りします。
折しも今月は「世界食料デー月間」、今も約9億人が慢性的な栄養不良(飢餓)状態にあるというのが、この世界の現実です。
他には・・・、
20日(日)、京都競馬場での菊花賞は、福永祐一騎手のエピファネイア号が断然人気に応えて圧勝。大きな落馬事故で引退を余儀なくされた父・洋一氏との親子制覇に。
東京競馬場では、落馬事故から約1年半のリハビリを経て復帰した後藤浩輝騎手が、土日で5勝の固め勝ち。
さらに21日(月)のプロ野球、地方(被災地・東北)を本拠地とするチームが日本シリーズ進出を決定。「球界の盟主」を自称する中央(東京)のチームに挑みます。
【ご参考】
◆ ウェブサイト:フード・マイレージ資料室
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