泉谷しげるに(なぜか)怒られ、北島三郎先生の熱唱に感動しているうちに2013年は暮れました。
お世話になった皆様に、この場を借りて感謝申し上げます。
そして2014年が明けました。
北日本や日本海側では荒れ模様とのことですが、当地(東京・多摩地方)は穏やかな元日です。
少々伸び過ぎている庭の南天の木は、この冬も赤い実をたくさん付けています。
義父が遺してくれた色紙が、今年も玄関を飾ってくれています。変わらない正月の光景です。
他出している娘も戻り、賑やかな正月となりました。
おせちの叩きゴボウやなますには、自家製の金ゴマも使ってあります。「東京ゴマ0→1(ゼロワン)プロジェクト」の一環として、自宅近くの市民農園で栽培し、選別や調製も自分の手で行ったもの。
お屠蘇には、娘の知人から頂いた「北雪・純米大吟醸」。
以前に「飲みマス! ニッポン」プロジェクトでお世話になった方の蔵のもの。嬉しい偶然です。
他に知人から頂いたお酒もあり、楽しみです。
雑煮は、私の郷里・徳島風に丸餅に白味噌。
東京に来た当初(だいぶ昔のことですが)、丸餅を探しても手に入らず、ようやく生協で注文したことを思い出しました。今年も、山形庄内・余目町農協さんのものです。
青菜は、埼玉・小川町から届けて下さった「鰹菜」を使いました。博多の雑煮では定番らしいです。
初詣へ。暖かい昼下がりを初詣に向かいました。
目的地は、今年も近所の小さな「稲荷神社」。
都心等にある有名神社のような雑踏とは無縁ですが、小さな家族連れなど地元の方たちが参拝に来られていました。着物の方も。知合いの方には新年の挨拶。たまに来る神社ですが、正月は清らかな雰囲気です。
毎年のお目当ての一つが「地口行燈(じぐちあんどん)」。
行燈に地口(駄洒落、語呂合わせ)と戯画が描かれ、祭礼の日等に掲げられるもの。こちら(関東)にきて初めて見ました。
「八百やお獅子」←「八百屋お七」。足もとには大根なども(八百屋だから?)。
「百あれば九あり」←「楽あれば苦あり」。「柿のもとの日の丸」←「柿本人麻呂」。
この辺りは分かりやすいのですが・・・、
「うどにさん椒ょの根芋あり」「老いも重いもおやじさん」等は、ボキャ貧のため意味が理解できません。
元となっていることわざ等をご存知の方がおられれば、ぜひ、お知らせ頂けると幸いです。今年最初の疑問が解決します。
街には、スーパーなど、元日から開いている店舗も増えました。1日だけ休みというところも多いようです。
駅前の大手チェーンのコーヒーショップは、すごい混雑です。
帰途、借りている市民農園に立ち寄りました。
明日2日は、これも毎年恒例ですが、横浜在住の弟一家が遊びに来ます。めでたい報告もあるようです。
10名分の雑煮用に、仙台雪菜とこぶ高菜(長崎)を収穫。
温海かぶ(山形)も大きくなってきました。ためしに一株とって後でスライスし、酢につけると鮮やかなピンク色になりました。
ちなみに、いずれも「野口の種」のネット通販で求めた固定種です。
部屋には、知人に頂いた「月の満ち欠け」と「環境(エコネコ)」のカレンダーを掛けました。
ところで今日は、偶然にも旧暦では師走一日。
旧暦の朔日(新月)と15日(ほぼ満月)に配信している拙メルマガNo.35を、元日の朝に恐縮ながら、購読者(無料です。)の皆様に配信させて頂きました。
今回は、これまでの34回分を振り返る内容です。
これまで毎回、食や農の分野でユニークな活動をされている方たちを紹介させて頂いてきたのですが、改めてみると素晴らしい方たちばかりで、ご縁を頂いたことに改めて感謝の念を強くした次第です。
今年も、引き続き素晴らしい方たちの紹介は続け、できればネットワーク作りにも貢献できればと思っていますが、さて、自分はどうするか。
まあ、行きつ戻りつしながら、自分ができること、やるべきことに、地道に取り組んでいきたいと思っていますので、本年もどうぞよろしくお願いします。
2014年が、皆様に取って幸多い一年になることを、祈念しております。
【ご参考】
◆ ウェブサイト:フード・マイレージ資料室
◆ メルマガ :【F. M. Letter】フード・マイレージ資料室 通信
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