福島・川内村に移住されたOさんを囲む会 @ 新宿・結

 2015年6月19日(金)の夕方は、新宿の「小料理・結」へ。
150619_1_convert_20150621082730.jpg メトロ丸ノ内線・新宿御苑駅から徒歩5分ほど。
 福島・いわきのご出身で、長く新宿区議を務められた根本二郎さんが開設・運営されているお店です。
 福島を始めとする東北の美味しい食事やお酒を頂けるだけではなく、毎月11日の「結イレブン」の会場となるなど、東京・新宿から被災地支援を考える拠点にもなっています。
 厨房を担当されるのは、江戸料理がご専門のマチ子さん。
 今夜の料理は、大ぶりの生姜に枝豆、ニガウリとポテトサラダ、豚肉の蒸し煮など。 
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 根本さんは焼き物の担当。
 ミニトマト(甘くて美味!)、しいたけ、焼き鳥はネギマに手羽元。
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 この日の集まりの趣旨は、Oさんを囲んでの懇談。
 東京・板橋に住んでおられたOさんは、根本さんと同じいわき市の出身ということもあり、しばしば、結の厨房をお手伝いされていた方。何度も美味しい手料理を頂きました。
 そのOさんは、東日本大震災後に何度か被災地を訪ねる機会を重ねるうち、ついに一念発起、この春に福島・川内村に移住されたのです。
 今回、東京に戻ってこられた機会に、そのご活躍の様子をお聞きしようという会合が根本さんの声掛けにより開かれたのです。
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 福島第一原発のある大熊町にも隣接している川内村
 昨年10月に避難指示区域の解除等が行われ、現在、帰還が進められていますが、復興はまさに途上。その川内村で、村民帰還に不可欠な特別養護老人ホームが今年10月に開設されることとなり、Oさんは、そこで事務長を務めるために移住されたのです。
 Oさんからは、川内村の現状、施設では現在新規職員を募集中であること等について話がありました。
 変わらず、明るくお元気です。
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 結の常連さんや、Oさんと旧知の方達を中心に、遅くまで盛り上がりました。
 Oさんが持参して下さったおこわ(福島では「おふかし」と呼ぶそうです。)、とろろのおむすび等を〆に頂いた時には、時計は22時を回っていました。
 大都会・新宿と福島が、確実に繋がっていることを感じることのできる一夜でした。
 私自身も、オーガニックコットンを含め、しばらく福島とのご縁が続きそうです。
150619_6_convert_20150621175806.jpg ところで、この日ご一緒した方から面白い(?)お菓子を頂きました。
 その名も「切腹最中」。
 浅野内匠頭が切腹した田村家屋敷跡にあるという和菓子屋さんの名物だそうです。まさか内匠頭も、覚悟の切腹が数百年後にお菓子になって伝えられるとは想像もできなかったことでしょう。
 【ご参考】
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