2016年2月3日(水)の節分の日は、終業後に東京・港区のご近所ラボ新橋へ。
ラボとは、「研究室」や「実験室」のこと。
ご近所ラボ新橋では「ここからはじまるご近所イノベーション」をテーマに、身近なところから地域や社会をちょっとよくできそうな研究や実験が行われています。
といっても、難しくて取っつきにくい訳ではなく、誰でも自由に立ち寄りお茶を飲みながらおしゃべりができるオープンな場。
様々な「部活」の内容は、(バーチャルな)フェイスブックページにも掲載されていますが、室内には大きな(リアルの)掲示板も設置されています。ランチ会、手しごと、多様性を考える、ほめ方・ほめられ方、たべるはたけ部、図書部など・・・。
毎週水曜日は、「対話の場づくり部」定例の活動日。
ところがフェイスブックへの投稿によると、何と、この日で「解散」するとのこと。
そのような事情もあってか、この日はちょっと様子が違っていました。
19時頃に伺うと、皆さん、料理の真っ最中です。
節分の豆や鬼のお面なども飾られています。
持ち寄った食材で、2種類の野菜たっぷり鍋。味噌も手作りです。
梅干しなどが入ったおむすび。
テーブルには小さな椅子も。徳島・上勝町で作られた「てるぺん」という面白いものです。
参加者の皆さんが持ち寄った餃子、金沢のつくだ煮、上海みやげのザーサイ等も並べられました。
私が持参したのは、品種改良されたカラフルポテトのスティック菓子と壊れ南部せんべい。
まずは食事をしながら、しばし懇談。
この日の参加者は10名ほど。ご近所ラボ新橋のスタッフのお2人も。
食事が一段落したところで、マスター(世話役)のたかったー氏が「対話」の口火を切りました。
「今日は節分。鬼も~ウチ、福も~ウチですです。
明日から新しい年が始まるので、今日はいわば大晦日。この節目に、対話の場づくり部は解散することとなりました!」
私は数回しか来たことはなかったのですが、独特の空気はなかなか楽しかったので残念です。どうして解散するんだろう?
メンバーのみずかさんから、説明がありました。
「1年半ほど続けてきたけど、結局、部員は増えなかった。いつも同じメンバーだと発展性もない。時間管理などメリハリがなかったことなど、反省点も。
それで部活としては解散することにし、3月に改めて『対話ラボ』としてスタートすることにしました」とのこと。
新たな「対話ラボ」の発足は、3月2日(水)を予定しているそうです。
これまでの「部員」は「研究員」と位置づけなおし広く公募。研究員は、それぞれ研究テーマを設定する。テーマは対話そのものでも、対話を通じた(関連した)何かでもいい。
そして随時、中間報告等で成果をシェアし、来年2月には「まじめに」報告会を行う、という構想のようです。
もっとも、敷居は低くしておくそうで、テーマ設定も必須ではなく、関心のある人はだれでも参加できるとのこと。
まずは、私たちが楽しそうであることを示すことが大事ということで、昼間はランチ会、夜も(この日のような)軽食を取ることも考えているそうです。
「共奏キッチン♪」等の実績もあるたかったー氏たち。
新たな取組が、新しい可能性を生んでいく予感がします。
世界的にテロリズムが横行し、マイノリティーへの差別も解消されないなど、今こそ「対話」の重要性を再認識すべき時期であることは間違いありません。
「対話ラボ」には誰でも参加できます。
どんなところか関心のある方、まずは3月2日の夕刻、難しく考えず、気楽に顔を出してみられてはいかがでしょうか。
一緒にごはんたべましょ~( ^o^)ノ (←たかったー氏)
追伸1:
この日、近くに素敵な酒屋さんがあると教えてもらいました。
覗いてみると、聞いたことのない珍しい銘柄ばかり。お店の若い女性の方(シンガーソングライターでもあるそうです。)に伺うと、実際に蔵を訪ね、いいものだけを扱っているとのこと。
対話ラボのついでに、また顔を出したいと思っています(逆かな?)。
追伸2:
毎回、下手くそな文章を最後まで読んで下さり有難うございます。あっ、この日は「節分」(拙文)の日でしたね。
【ご参考】
◆ ウェブサイト:フード・マイレージ資料室
(プロバイダ側の都合で1月12日以降更新できなくなったことから、現在、移行作業中です。)
◆ メルマガ :【F. M. Letter】フード・マイレージ資料室 通信
(↓ランキング参加中)
人気ブログランキングへ