ばばらあやか(羽原朱香)さんは、青森・八戸出身のシンガーソングライター。
盛岡、仙台を経て2年ほど前に東京へ。発達障がいを持つ子ども達とともに遊び学ぶ仕事をしながら、フリーのシンガーソングライターとして活躍されていました。
そして2017年2月11日(土)、東京・新宿御苑近くのパーティースペースで開催されたのは「ばばらいぶ・Uターン前都内ラストワンマン」。八戸に帰郷されるばばらさんの東京での最後のライブに駆けつけた50名ほどで、インド料理店の会場は満席です。
この日はギターを演奏しながら10数曲を熱唱。
東京での日常の帰り道と帰省時の自分の心情を比べて八戸の風を感じた(「帰り道」)、最大の恐怖は都会の電車(競争の瓶詰め)だった(「mirror man」)、都会の生活にやつれていた私を目覚めさせてくれたのは家族(「ステッキ家族」)など。
地元のサッカークラブの(今はまだ非公式の)応援歌も。
演奏の合間に、ばばらさんの思いが語られます(温かさを感じる八戸弁です)。
「東京で2年ほど暮らすうち、ふるさと八戸への思いが募ってきた。気がつくと八戸での思い出をテーマにするなど、八戸や家族を思う歌ばかりを作っていた。
自分の目標はメジャーになることではなく心に響く歌作りをしていくこと。それなら大好きな八戸でもできると思った」
「上京して最初の頃のライブの後、歌も演奏もボロボロでヘコんでいた時、小さな女の子を連れたお母さんが来て『この子が歌手になりたいと初めて将来の夢を語った』と言ってくれた。その言葉に支えられ、ほかの多くの方にも助けてもらって歌を続けてきた」
「これからも、人の心を大事にする歌、人の心に届く歌を歌っていきたい」
Uターン後は、主に八戸で活動されるというばばらさん、本気で地域密着の「地sound 地show」を企んでおられるそうです。
ますますの活躍をお祈りしています。
[参考]
ばばらあやか 公式サイト
https://ayaka-babara.jimdo.com/
シンガーソングライター ばばら あやか ぶろぐ
http://ameblo.jp/tomatthy/