2018. 12/3(月)
今週始めのコツコツ小咄。
「あまりの鮮やかさに、テンションが上がるね」
「気分が高揚(紅葉)するね」
撮影地:福島・広野町築地ヶ岡公園(2018.12/1)
初冬の浜通りは紅葉で彩られていました。美しい季節です。
2018.12/4(火)
小夏日和(?)だった今夜のコツコツ小咄。
「どうぞ貴方から、先にお選び下さい」
「いえいえ、貴方から」
「譲(ユズ)り合いですね」
撮影地:福島・楢葉町(2018.12/1)
原発事故による全町避難から復活したユズ。収穫体験もさせて頂きお土産まで。昨年から製造が始まったユズ酒の名前は、正に「ゆず里愛」。
2018.12/5(水)
職場の忘年会だった今夜のコツコツ小咄。
「心して大切に頂かないと、法律に違反するかも」
「えっ、そうなんですか」
「定食(抵触)だけに」
撮影地:げんき庵(福島・楢葉町、2018.12/1)
避難を経て、今年5月にオープンした農家レストラン。自家野菜など浜通りの食材を使った日替わり定食は、品数も多く見た目も美しく、大変美味しく頂きました。
近くの復興公営住宅に住んでおられる高齢者の方に、1日1食でもバランスの取れた食事を摂ってもらいたいと、オーナーの山内さんは語っておられました。
http://www.minpo.jp/pub/topics/hotnews/2018/05/post_1704.html
2018.12/6(木)
寒い!今夜のコツコツ小咄。
「日本人の口には、こってりした味付けの方が合うと思うわ」
「えっ、そうかしら?」
「農耕(濃厚)民族だもの」
撮影地:ともえ(福島・浪江町、2018.12/2)
昨年3月に一部区域の避難指示が解除された浪江町ですが、再開した店舗は多くはないようです。
もちもち極太麺に豚肉ともやし、濃厚なソース味はB級グルメとしても有名(思い出してもヨダレが・・・)。
なお、日本人を農耕民族と一括りにすることには異論もあり、農耕民族=平和的というのは全くの誤りです。
2018.12/7(金)
今週最後のコツコツ小咄。
「製品化までに、何度も試作を繰り返したんです」
「そうなんですか」
「案(餡)を練りましたから」
撮影地:O Cafe(福島・浪江町、2018.12/2)
酪農家だった石井さんご夫妻は、現在は避難先の福島市で始められた「石井農園」でエゴマ等を栽培。かぼちゃ饅頭の皮と餡には、自家農園で栽培したカボチャを練り込んであります。
(参考)
https://www.730.media/namiefureaifestival/
穏やかな週末をお過ごし下さい。
注:コツコツ小咄は、土日祝を除く毎日、拙FBで絶賛(!)投稿中です。