土日、秋晴れが続きました。3月まで住んでいた金沢の秋から冬にかけての気候とは大違いです。
猫の額ほどの市民農園、大幅に遅れていた秋の作業をしました。まず、最後までたくさんの実をつけてくれた茄子とピーマン、ししとうを処分。跡地を耕して肥料と石灰を施し、茎ブロッコリ、九条ねぎ、たまねぎ、にんにくの苗を植え付け。大根とほうれん草を播種。これらは時期が遅れているため、果たして発芽してくれるかどうか。
黒マルチを敷いてネットをかけました。いつもながら、あたかも不揃いな王蟲の行進。
蕎麦については、完全に実が十分に褐色になってから収穫という専門家からのアドバイスを受け、もうしばらく置いておくことにしました。でも、あまり実は入っていないようです。
蕎麦の隣では菊が満開、モンシロチョウやミツバチが集まっています。
日曜午後は、収穫してきたいんげんと最後の小茄子を塩茹でし、ビールとともにテレビを見ながら至福の時間。
そしてトークには宮台真司先生を迎え、伊勢崎賢治先生とマエキタミヤコさんの鼎談。テーマは平和構築の決定版・ソフトボーダー。初めて聞く言葉でしたが、尖閣問題の真っただ中、国境と外交というものについて考えさせられました。多くの修羅場をくぐって来られた伊勢崎先生の、世界にはもっと深刻な国境問題がたくさんあるとのクールな発言、外交を語りつつ最後は恋愛論になってしまった宮台先生の洞察、そして、いつもながら複雑な問題を分かりやすい言葉に翻訳してくれるマエキタさん。正確な議論のためには専門用語も必要ですが、分かりやすさも重要です。
そして日曜深夜、連日の激戦を制してマリーンズ優勝。独立リーグ・石川ミリオンスターズの前監督、金森コーチの笑顔が印象的でした。3位からの日本一に色々言う人もいますが、「和の力」で奇跡のようにCSを勝ち上がってきたのですから、素晴らしい優勝だったと思います。「実力のパ」を証明したと言えるかも知れません。
でも最後のマウンド、馬原に立っていて欲しかった・・・。