12月19日(水)夕方は、三富(さんとめ)のサツマイモを5本ほど抱えて、今年最後の「共奏キッチン♪」に顔を出しました。
みんなで料理を作って食べて、話し合いましょうという誰でも参加できるイベント。ほぼ月1回、JR田町駅近くの「三田の家」で開催されています。
玄関前に置かれた看板も、素敵なクリスマスモード。レストランと間違えて「一般人」の方が何人か覗かれたそうです。
いつも参加者が署名する壁に貼ってある紙にもツリーの絵。主催者の「たかったー」さんの頭は、ちょっとコワい爆発状態。
いつものように、19時頃に着いた時には料理が始まっています。
この日の食材は、世田谷の農家「せーさん」か゜持ってきて下さった大蔵大根と白菜など、茨城県那珂市の「poco a poco 農園」からは色も鮮やかな各種の野菜(人参、かぶ、里芋など)、そして新潟県上越市吉川区のコシヒカリ等々。
「板長」と「Teddy」さんの男性シェフ2人の指導の下、みんなで手分けして次々と料理が出来上がっていきます。
大蔵大根はスライスして具を挟み、フライパンで焼いて大根餃子に。このような料理は始めて頂きました。
ベーコンとハーブで味付けした野菜たっぷりのポトフ。里芋の柚味噌添え。何種類もある色鮮やかな人参は生のままスティックでも頂きました。他にもきんぴらごぼう、焼き白菜、油淋鶏、石巻のさんま缶等々。
ほかほかの炊きたてご飯には サイコロ状に刻んだ野菜を挽肉とともに炒めた「ご飯の友」を添えて。
飲める人は、ビールやワインも。
食事が一段落したところでテーブルを片付け、対話と交流タイム。
新しい試みとして、関心のあるキーワードやイベントについてA4一枚に書いてプレゼン。皆さん、色々な関心を持って活動をされています。休耕地を借りて自然農を始められた方も。
私からは、食と農の間の距離が離れてしまった現状と、伝統野菜等の取組、そして共奏キッチンへの期待。資料は事前に準備していったのですが、うまくまとまらず。
引き続き、4人ずつ位で車座になって懇談。イベント等の紹介も。
その一つ、この日のシェフのお一人から紹介頂いたのは、1月5日(土)午後の「Daikanyama Sunday Session」、永田町の星陵会館で和太鼓バンド「GOCOO」のライブ兼新年会。
先月、日比谷公園での「土と平和の祭典」での演奏は迫力満点でした。
気がつくと、この日も23時前。いつも時間が足らないのが残念です。
この「共奏キッチン」、食を仲立ちにした新しいコミュニティを紡ぎ直そうという新しい試みとして注目されます。理屈づけはともかく、ほんわかと快適な空気に包まれることが嬉しく、数えてみると今年は6回も参加させて頂きました。
主催者の「たかったー」さん、参加者の皆様、今年はお世話になりました。有り難うございました。
来年の「共奏キッチン」がどのように発展していくか、楽しみにしています。
【ご参考】
◆ ウェブサイト:フード・マイレージ資料室
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