季節は秋へ。

130825_0_convert_20130829010825.png 今年2013年の8月は、猛暑と相次いだ豪雨で、歴史と記憶に残ることになりました。
 そのような猛暑が続いた先週のある夜、また、コガネムシが飛び込んできました。
 目の前の机に落ちてきたと思うと、傍らの水割りのグラスに貼り付き、無心で水滴を舐め始めました。
 今年の夏は虫にとっても余程暑いのでしょうか。「むし暑い」って?
 頃合いを見て、窓を開けて闇の中に放してやりました。
 「コガネムシ 投げうつ闇の 暑さかな」
 そんなシュールなギャグを私が連発していた効果か、ここ数日はめっきりと涼しくなりました。
 8月23日(金)は処暑、28日(水)は第四十一候「ようやく天地の暑さが鎮まる」。
 人間達のもろもろの営みには関わりなく、季節は確実に廻りつつあります。
130825_1_convert_20130829010909.png 2013年8月25日(日)、自宅近くの市民農園に足を運んでみると、前日に広野町のコットン畑でも見たのと同じ赤とんぼが数匹飛んでいました。
 東京ゴマ0→1(ゼロワン)プロジェクトH支場のゴマは、ピンク色の花が落ちた後に、緑色のサヤがびっしりと着いています。
 そろそろ先端を摘芯した方がいいのかも知れません。
 草むしりをしていると、耳元に熊ん蜂の羽音。突然来られるとびっくりします。
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 加賀太キュウリは終了。相模半白キュウリは、なかなか実が大きくなりません。
 オクラも花は終わったので、ほぼ終了です。ミニトマトはまだ実をつけてくれていますが、裂果が多くなっています。
 長岡巾着茄子と仙台長茄子(奥羽越列藩ナス同盟)は、花をつけて続けているので、まだしばらく獲れそうです。
 ニラの花が咲きました。
 福島ひまわり里山プロジェクトのひまわりの花は重そうに垂れ下がり、黒い種がたくさんできつつあります。
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 だだ茶豆の第2弾を収穫しようと思ったのですが、まだ少し薄いので先延ばし。
 埼玉の地大豆「借金無し」と山梨・さいはらの「せんごく」は、どうも葉ばかり茂って、花とサヤの付き方は今一つです。
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 人参を1本、抜いてみました。たくさんのヒゲ根があり、形も色もあまり良くありません。
 スーパーに並ぶ形の揃った野菜が奇跡のように思われます。プロ農家の商品と比べるのも失礼な話ですが。
 秋冬に向けて、まず、枝豆の後の一畝に大蔵大根を播種しました。
 先日の江戸コン交流会の時に、野口種苗研究所のSさんから求めたものです。
 他にも数種類、秋冬用の野菜の種をネットで注文しました。
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 夕飯時、人参をスティックに切って生のままかじると、濃厚な味と香りが拡がりました。
 茄子の揚げ浸しや、いわき市で買ってきた地酒「又兵衛」とともに、この日の食卓を彩ってくれました。
 有り難いことです。
 ところでこの日の野球は、前日に続いて4点差を逆転しての勝利。
 最終回のチャンス、前の回に代走で出ていた若手が今季初打席でサヨナラ打。5連敗のあとの3連勝。盤石のエースのプロ野球記録は続いており、28日には球団創立9年目で初のマジックも点灯。
 この秋は、悲願の優勝フラッグが杜の都に翻るかも、です。
【ご参考】
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