共奏キッチン♪ @ 三田の家(最終回)

2013年10月15日(火)の夜から翌朝にかけ、ここ10年で最大規模という台風が関東付近を通過。
131016_1_convert_20131018014810.png 予想よりスピードが速く、16日(水)の朝7時半頃には雨はほぼ上がったものの、暴風警報が発令されている通り、すごい風。普段、ほとんど水が流れていない近所の小さな川は白波が逆巻く激流と化し、強風にしぶきが舞っています。
その後、伊豆大島を中心に大きな被害をもたらした台風は東北沖へ。汚染水タンクが気がかり、降雨量が少ないことを天に祈るしかありません。
それは、「三田の家」で開催する「共奏キッチン♪」の最終回。
「共奏キッチン♪」とは、みんなで集まって一緒にご飯を作って食べ、語り合おうという、ユルくも意義深いイベントで、私が最初に参加したのは2011年6月のこと。
「無縁社会」などという嫌な言葉が流行る現代社会、しかも大都会の真ん中で、食を仲立ちにした全く新しいタイプのコミュニティづくりの取組が行われていることに深く感じ入ったものですが、その会場が「三田の家」でした。
JR山手線の田町駅から徒歩4分ほど、繁華街の中に残されていた古民家を改装し、慶應義塾大学の教員・学生等の有志と地元の商店街振興組合が協力して「大学の傍らにあるラウンジ的な教室」としてオープンしたのが2006年9月のこと。
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それから7年、大学と地域が「地域を創る仲間」として活動する拠点であった「三田の家」が、家主さんの都合により、今月(2013年10月)26日(土)で「閉家」されることとなったのです。
131016_3_convert_20131018014859.png この日も「慶大前商店街」は、多くの人たちで賑わっています。路地を入ったところにある三田の家、通りからも、多くの人たちが調理している姿が見えます。
19時過ぎに到着。いつもより多くの人です。
この日の野菜は、四賀梶原農園(長野・松本市)から取り寄せたもの。
3年前、澄んだ水と空気に恵まれたこの地に東京から移住されたご夫妻が、健康な土でゆっくりと育てる循環農業に取り組んでおられるそうです。
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カブはスープに。ミズナと春菊はサラダやお浸しに。落花生は塩ゆでにして頂きます。
じゃがいもは、肉じゃがになりました。
野菜たっぷりの鍋物には、うどんも投入。
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また、野菜苗等の販売会社・三好アグリテック(株)(山梨・北杜市小渕沢)の方から、4種類のサツマイモを差し入れて下さいました。
ベニアカ(埼玉・川越市、三芳町)、ベニアズマ(茨城・ひたちなか市)、べニハルカ(茨城・鉾田市)、鳴門金時(徳島)です。
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茹でたり、大学芋にしたり、炊き込みご飯にしたりして食べ比べました。
いずれもほっくりとして、暖かい味です。
被災地の復興支援に取り組んでおられる方からは、気仙沼の穴子が提供され、山椒とオリーブオイル等で焼いて頂くことに。
残った野菜をふんだんに使った焼きうどんは、できたとたんに無くなってしまいました。
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食事が一通り終わるとテーブルを片付け、板敷きの広間に座りました。
帰られた方もおられますが途中から来られた方も多く、総勢50名以上。最後の「三田の家」での開催を名残を惜しむ人たちが、多く参加されたようです。
座敷には入り切れず、キッチンはもちろん、廊下や濡れ縁のスペースも一杯です。
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ここからは、各自が取り組んでいることや関心のあることを語り合い、学びや気づきをシェアしようという時間。
まずは、4名ずつ位で車座になり、自己紹介と、取り組んでいることや関心のあることについて意見交換。
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続いて、様々なイベント等の告知タイム。
10名以上の方から、様々な内容のイベント等の告知が行われました。
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例えば、10月20日(日)に日比谷公園で開催される「土と平和の祭典2013」、自らもがんの治療経験のある方からは、麻布区民センターでの「禁煙サルサ」と12月7日(土)の秋葉原での「キャンサーサバイバーフォーラム」、「コミュニティカフェ開設講座」、ハロウィン・キャンドルのワークショップ、「RQ東北2つの被災地から未来を見つめる旅」などなど。
それに、般若心経の解析をする公開講座、池袋での朝活「夢づくり朝食会」。
さらには、山梨・大月市での里山交流体験、同・上野原市を舞台にした「しごと塾さいはら」。
本を出された方も。レシピ本「安くてかんたん・やさい飯」は、税込み定価:831(やさい)円とのこと。
ドキュメンタリ映画「モンサントの不自然な食べ物」を案内される方もおられました。
私からは、19日(土)の品川マルシェ「全快野菜ちゃん」と、福島オーガニックコットン・ボラバスの紹介をさせていただきました。
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22時を回っていったんお開き。
しかし、名残を惜しむように多くの方が残り語り合っています。遠くまで帰る身、失礼させて頂きました。
ユニークな「人の集まる場」として注目してきた「三田の家」のクローズは寂しさを禁じ得ません。
最終日の10月26日(土)14時から21時まで、クロージングパーティーが予定されているそうです。
これまで運営に携わってこられた皆様に、感謝申し上げたいと思います。
さて、「共奏キッチン♪」の方は、自由が丘の「シェア奥沢」等に会場を移して継続されます。
131016_12_convert_20131018015302.png。 主催者の「たかったー」さんからのメッセージです。
「様々な地域で、様々なかたちの「共奏」の輪が拡がっていけば、現在の社会問題の多くは消えてしまい、やわらかな余白のある生き生きとした社会が実現するかも知れません。
一緒に共奏の輪を広げていきましょ〜☆^^」。
以下、「共奏キッチン♪」関連のFBページです。
共奏キッチン♪FBページ(開催案内等)
共奏キッチン♪FBグループページ(参加者どうしの交流等の場)
【ご参考】
◆ ウェブサイト:フード・マイレージ資料室
◆ メルマガ :【F. M. Letter】フード・マイレージ資料室 通信
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2 Replies to “共奏キッチン♪ @ 三田の家(最終回)”

  1. SECRET: 0
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    一日のイベントでもこれだけの情報しか書けない、しかも、その準備は大変です。なのにTVでは7年の歴史とイベントとと、、いかに私達が表面しか知らないというか体験しないとわからないのかを痛感しました。
    いつも、詳細な記事をありがとうございます。
    http://www.bsfuji.tv/table/backnumber/137.html

  2. SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    釘島さん、コメント有難うございました。夕べはいい番組だったようですね。忘れずに再放送を観ます。

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