2013年11月24日(日)も快晴、小春日和。
この日は、前日に終了した江戸東京野菜コンシェルジュ育成講座のオプションとして、小金井市で農家見学会と懇親会が予定されています。
小金井に向かうつもりでフェイスブックを見ていると、ロックミュージシャンのミック入来(いりき)さんが、この日、高円寺でライブ出演すると投稿されているのを発見。
以前、同じ高円寺の魚料理屋「うおこう」で野菜をテーマにした数曲を聴き、その楽しいステージに魅了されたのですが、それ以来、生で歌を聴く機会はありませんでした。
ということで、急きょ高円寺に目的地を変更。
懇親会はライブが終わってから向かって間に合います。勉強(見学)はサボって懇親会だけ参加という、よくあるパターンに。
13時過ぎにJR高円寺駅に着くと、南口の特設ステージ脇で準備中のミックさんの姿。まずはご挨拶。
やがて、ステージでは若いお笑いコンビのコントが始まりました。
観衆はそれほど多くはありません。続いてもう一組。ぱらぱらと拍手。
そしていよいよトリのミック入来さんの登場。
司会者の紹介に応えてステージ裏から飛び出してきました。場の雰囲気が一変します。
いつもの激しいパフォーマンス。
ステージ上にいたのは最初の曲だけで、後は観客の間を走り回りながら歌います。
「ベジ太のうた」は、今回、初めて聴きました(イラストは平塚市ホームページから)。
平塚市に依頼されて作詞作曲したそうで、犬の「ベジ太」が子ども達に野菜を運んでくるというかわいい歌詞と軽快なメロディー、振り付け。ワオーン
平塚市の学校給食の時間にも、毎日、流されているそうです。
偶然、ステージ近くにいた3歳位の男の子が面白がって、ミックさんを追いかけ、一所懸命に振り付けを真似していました。
ミック入来さんとチビミックの共演です。
気がつくと観衆が大幅に増えています。
偶然、通りがかって最初は怪訝な表情を浮かべていた人も、つい、足を止めて見入ってしまう迫力があります。
後半は、まず「ブロッコリーの歌」。
ミックさんのナンバーの中では、最も知られている曲の一つ(カラオケにも入っています)。
帽子とサングラスを投げ捨て、ますます激しく会場を走り回り、手に掴んだブロッコリーを天に向かって突き出します。
最後は、これも定番の「子猫の歌」。ノラの子猫が部屋にいついて困ってしまうという歌。
終了後、ステージからの挨拶では、さらに活躍の場が拡がっていく旨を話されていました。
近く、サプライズの報告もあるそうです。
食に関する問題の一つは、野菜の摂取量不足。
親しみやすいミックさんの歌は、野菜が嫌いな子ども達も野菜好きにするような魅力があります。
インターネットに多くの動画等がアップされています。子どもたちとの「ベジ太体操」もあります。関心を持たれた方は、ぜひ、ご覧下さい。
ふだん、あまり食や農業の問題を考えたことのないような一般の人たち(特に子ども達)に、食べものの大切さや楽しさを伝えていく上で、ミック入来さんの歌は大きな役割を発揮されることが期待されます。
【ご参考】
◆ ウェブサイト:フード・マイレージ資料室
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