冬の檜原村への行き方-Hinoha La Dish-

 2013年12月7日(土)は二十四節気の「大雪(天地寒く真冬となる日)」。
 とりわけ東京都の最西端・中山間地にある檜原村(ひのはらむら)には、厳しい日々が訪れています。
 この日、その冬の檜原村を舞台に、グリーンスマイルの皆さんにより新しいプロジェクトがスタートしました。
 その名前は「Hinoha La Dish」。
 様々な在来種の大根やラディッシュを栽培し、春に地産地消の懐石料理を楽しもうという企画。
 東京からゴマの自給率を上げようという「東京ゴマ0→1(ゼロワン)」プロジェクト同様、チャレンジングなものです。
131207_9_convert_20131208204043.png 今回は、その「Hiniha La Dish」が毎月1回開催される檜原村への行き方について紹介します。
 檜原村への交通は、決して不便というものではありません。
 土曜日8時19分新宿発(8時47分立川発)のJRホリデー快速「あきがわ3号」に乗れば9時21分に到着します。
 ただしこの電車、前方の4両に乗らないと青梅方面に行ってしまうので気を付けて下さい(これまでも犠牲者多数)。
 武蔵五日市駅に着くと、改札前でグリーンスマイルの事務局人たちが出迎えてくれます。
 黄緑色のウィンドブレーカーか、旗が目印です。
 
 揃ったところで9時48分発「藤倉」行きのバスに乗ります。
 観光地が多いため込み合うことが多いのですが、しばしば増便を出してくれます。今回もそうで、ゆっくりと座っていくことができました。
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 車窓から奥多摩の風景を楽しんでいるうち、30分ほどで「小沢」バス停に到着。
 赤い橋を渡ってすぐにあるのが「竹ハウス」。グリスマのプロジェクトを現地で受け入れて下さっている「竹さん」の自宅です。間もなく新婚宅になるというウワサです。
 12月7日(土)、第1回「Hinoha la Dish」の参加者は20名ほど。
 まずは自己紹介と、この日の予定の説明など。
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 そして畑に向かいました。
 かなりの傾斜の道を20分ほど登ります(竹さんの軽トラに乗せてもらうこともできます)。
 耕作放棄されていた傾斜地を開墾し、ゴマを植えていた畑です。
 そのゴマは収穫されて来週15日の品川でのマルシェでも販売されます。
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 残っていたゴマの茎を抜き、クワで地ならしし、さらに最終兵器「こまめ」号で耕うんします。
 ゴマを植えていたせいか、開墾した春先と比べると土はふかふかで柔らかくなっています。
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 この日植えたラインナップは、亀戸大根、時なし大根、吸込二年大根、白長二十日大根、赤長二十日大根、赤丸金門二十日大根、紅白二十日大根、コメット。
 ほうれん草の新日本と次郎丸も。
 多くは在来種を専門的に扱う野口種苗のものです。
 畝を立て、大根は1条、ラディッシュ系は2条に2尺毎に2粒ずつ播種。
 子ども達も頑張ります。
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 この日は幸いに晴天に恵まれ、作業中は日射しもあって暖かかったのですが、やはり問題は寒気。
 この時期は平坦地でも大根の播種適期をすでに逃しており、しかも檜原村では朝には霜が降りる毎日です。翌日から気温が下がるとの予報もあります。
 まずは播種した地面に、直接、不織布をベタがけ。
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 さらにその上に、不織布をトンネル状に張って2重にカバーします。
 風で飛ばないように、裾に土を盛って踏み固ます。
 今回は農作業経験のある方が多く、13時頃に予定の作業は終了しました。
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 竹ハウスに戻り、お楽しみのお昼ご飯。
 この日の「ちゃんこ番」こじまんさん特製のキーマカレー、マカロニサラダ。地元の方が竹さんに持ってきて下さったとユズを使った料理も。美味しく頂きました。ごちそうさまでした。
 昼食後も作業する予定だったのが午前中で終わったのをいいことに、さらに地元の酒屋さんが今回も差し入れを持ってきて下さったこともあり、夕方まで歓談。
 平和な午後の時間が過ぎていきます。この間も、竹さんを慕って来訪者多数。グリスマはアウェー状態。
 何とか、この日のリーダー代理・うまさんが締めて形をつけ、16時55分発のバスに乗りました。
 暮れなずむ寒空には月が出ていました。
 
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 「Hinoha La Dish」は毎月第2土曜日に開催、次回は1月11日(土)の予定です。
 このプロジェクト、もちろん誰でも参加できます。追ってFB等で募集されると思いますので、興味を持たれた方はどうぞご参加ください。
musiro.png 果たして大根、ラディッシュたちは冬を越せるでしょうか。
 何とか耐えてくれれば、この上なく美味しい大根やラディッシュを使った懐石料理を頂けることになるのですが・・・。 
 ところで、今回のプロジェクトの名称をグリスマ内部で検討した際、私が提案したのが右の筵旗(むしろばた)。
 ほとんど賛同が得られず悔しかったので、ここに公開しておきます。
【ご参考】
◆ ウェブサイト:フード・マイレージ資料室
◆ メルマガ :【F. M. Letter】フード・マイレージ資料室 通信
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2 Replies to “冬の檜原村への行き方-Hinoha La Dish-”

  1. SECRET: 0
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    檜原村への行き方の詳しいご案内、ありがとうございました。実は都社研作成の東京都小学校社会科中学年用の副読本に檜原村は取り上げられています。社会科教師として一度は檜原村に伺いたいと思っておりました。冬の間の毎月一回の取り組み、大変魅力的です。ごまの裏作に大根とはいいですね。練馬大根のイベントも興味深かったです。農業後継者の高齢化に伴って重量野菜の収穫は確かに厳しいですよね。それがあんなに楽しそうなイベントで解消されるとは・・すごいと思いました。ちなみに私の下半身もかなりの見事な大根が2本です。

  2. SECRET: 0
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    きくち先生
     いつも読んで下さり有難うございます。
     檜原村では新しいプロジェクトが始動しましたが、この時期に果たして大根ができるか竹さんも半信半疑です。どうなることやら。

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