カレンダーは9月に入りました。めっきり涼しくなったと思うと暑さがぶり返したり。
各地で豪雨も続くなど、変な天気です。
おまけに蚊が媒介する熱帯・亜熱帯性の感染症まで拡がっています。ちなみにお尻を刺されると危ないそうです(デンブ熱)。
そのような中でも、サルスベリは、その名(百日紅)のとおり、今もピンクの花を咲かせ続けています。隣のヤマボウシの実は紅く色づいてきました(美味しそう?)。
さて、2014年9月5日(金)は、夏が戻ってきたような蒸し暑い一日でした。
夜、久しぶりに神田・なみへいへ。「東京から地域おこし」をコンセプトに、月替わりの全国各地の特選食材によるコースを頂くことができます。
ちなみに今月の特産地域は、福岡・糸島市です。
20時過ぎに到着すると、店内はほぼ満席。お目当ての会合も盛り上がっており、懐かしい皆さんが迎えて下さいました。
この日、年に1度の「東京ドリーム読者の集い」(第7回)が開催されていたのです。
『ドリーム』とは、熊本の「ふるさと食農ほんわかネット」(代表は熊本大・徳野貞雄先生)が月1回発行している会報です。
2014年8月15日付けの最新号は通算165号ということですので、優に10年以上にわたって発行されていることになります。
会員(読者)は100名以上、熊本や九州だけではなく全国におられます。東京や関東地方にも、私のように熊本在勤・在職中に入会した人も含めて多くの会員がいらっしゃいます。
その方たちによる集いが、毎年1回、なみへいで開催されているのです。
この日は、熊本から編集長の高木正三(たかきまさみ)さんと、事務局長のゴーヤー洋子さんも見えられていました。このお二人、息のぴったり合った(?)、名(迷?)コンビです。
高木さんは職場の先輩でもあり、熊本ではお二方に大変お世話になりました。
さて、料理の方はというと、前菜5点盛として糸島玉子「つまんでご卵」卵焼き、たたきオクラ、生ハム&いちじくなど。
魚料理は鰹のお刺身。野菜料理は糸島産長ナスのイタリア風。
そして肉料理は、糸島産四元豚「伊都の豚」肩ロースの豚テキ。ピリ辛味噌とグリルした野菜が添えられています。
先日、香川県在住の読者「シルクさん」が熊本に来られた際に持参して下さったという、醤油豆も頂きました。
そして鍋料理は、糸島特産の地鶏(伊都國地鶏、いとこくじどり)と野菜、豆腐などを甘辛く煮た「ちり鍋」。
一通り具材を味わった後で、〆に素麺を入れて頂きました。疲れた体を温め癒してくれるような優しい味です。
なみへいオーナーの川野真理子さんが、手ずから取り分けて下さいました。
群馬など遠くから参加された方もおられ、22時頃にはお開きに。
この日の参加者は比較的ご高齢の方が多かったのですが、野菜や花の農家の方、園芸療法に取り組んでおられる方、ジャム等を手作りされている方、雑誌や同人誌を発行されている方など、それぞれの分野で活躍されている方ばかりで、多くの刺激を受けました。
高木編集長(ブログはこちら)は、退職後も様々な地域活動に取り組んでおられるだけではなく、福祉関係の全国団体の理事を務められ、厚生労働省の研究会にも委員としてして参加されています。
また、ドリームの発送など事務を一手に引き受けて下さっているゴーヤー洋子さん(お弁当ブログはこちら)は、知人の料理屋さんを手伝っておられます(以前は自ら飲食店を経営されていました)。
抽選会もあり、参加者のお一人が作られたジャムと、熊本名産の「しょうゆの実こうじ」(熊本では「しょんしょん」と呼ばれていました。)をお土産に頂きました。
『ドリーム』は、熊本のみならず全国各地で人の輪を繋ぎ、拡げ続けています。
高木編集長、佐藤事務局長の手作りによる毎月の『ドリーム』が、これからも楽しみです。
なお、『ドリ一ム』の問合せ先(事務局・佐藤)は以下の通りです。
熊本市出水3丁目7-86、メールアドレス yoko-g(アットマーク)camel.plala.or.jp
【ご参考】
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