2016年4月14日(木)21時26分ごろ、熊本県熊本地方を震源とする地震が発生、益城町では震度7を記録。死者9名、多数の家屋が倒壊するなど大きな被害が発生したとのニュースが飛び込んできました。
熊本はかつて3年間在住・在勤した地。お世話になった知人・友人も多く、この日のうちに何人かとは連絡が取れ、無事を確認してほっとしたのですが・・・。
ところが16日(土)未明(1時25分ごろ)、マグニチュード7.1というさらに規模の大きな地震が発生。
夜が明けると、深刻な被害の実態が明らかになってきました。
この日の東京は、暖かな週末の一日。
ベランダの鉢に咲いたコブ高菜の花に、1羽のツマキチョウ(メス)が飛んできました。テレビの中の映像とは別世界の、平和な日常です。
ラジオを聞きながら、都心に向かいました。
最初の目的地は、東京・墨田区向島の牛嶋神社。第10回すみだ川ものコト市が開催されています。
モノづくりの街・すみだならではの魅力ある手づくりの品々が売り物というこのイベント、多くの人出で賑わっています。
境内の神楽殿では、ギター、バイオリン、チェロのコンサート。
古本市も。飲食店のスペースは家族連れ等で賑わっています。
この日のお目当ては、フェルトのおもちゃを手作りして被災地や児童養護施設の子ども達に届けている「チクチク会」のブース。
先日(4月11日)の「結イレブン」でご一緒した方(福島・いわき出身)が出展されています。ふくしまオーガニックコットンの製品も。
フェルトで作った野菜のおもちゃなどを購入させて頂き、都営浅草線で向かった先は品川・青物横丁。
旧東海道沿いにある品川寺(ほんせんじ)の門前で、採れたて野菜マルシェ「全快野菜ちゃん」が開催されています。
主催は、都会と田舎をつなぐグリーンスマイルの皆さん。ほぼ毎月1回、定期的に開催されているイベントです。
到着したのは13時40分ころ。すでに野菜はだいぶ売れた後のようです。
トマトや生の落花生を求めさせて頂きました。
代表のてーさんにチクチク会のおもちゃを紹介。
野菜つながりで、何か連携して取り組めるようになれば面白いのですが。
東京都内でも、様々な方達が、地域づくりや被災地とつながるイベントに積極的に取り組んでいることに、心励まされる思いがしました。
帰宅すると、テレビ、ラジオともに特別番組編成で熊本のニュースが続いています。
被害が広がり、支援も十分に行き届いていないようで、焦燥感に苛まれます。
そのようななか、原発作業員支援等の活動をされている吉川彰浩さん(一般社団法人AFW)の記事をみつけました。「焦る気持ちをぐっとこらえ、被災された方を第一にした支援を!」。
肝に銘じたいと思います。
状況が落ち着いたら、現地の知人・友人を訪ねたいと思っています。
【ご参考】
◆ ウェブサイト:フード・マイレージ資料室
(プロバイダ側の都合で1月12日以降更新できなくなったことから、現在、移行作業中です。)
◆ メルマガ :【F. M. Letter】フード・マイレージ資料室 通信
(↓ランキング参加中)
人気ブログランキングへ