2017年3月17日(金)の夕方は、東京・港区の虎ノ門ヒルズへ。
近くに勤務しておりいつも見下ろされているのですが、行ったのは初めてです。中に入ってから10分以上迷子に。
この日、メゾンカイザーGrill&Dining 虎ノ門ヒルズ店18時30分から開催されたのは「古座川の聖なる食材を楽しむ夕べ」と題するイベント。
主催は古座川ジビエ振興協議会です。
少し遅れて到着した時には、西前町長さんの挨拶が始まっていました。
古座川町は、和歌山県の紀伊半島南部の山間部に位置する自然豊かな林業が盛んな町。
獣害対策で捕獲するシカやイノシシの肉を地域の新たな資源(食)として開発、発信(PR)されているとのこと。この日のイベントもその一環のようです。
続いてメゾンカイザーの木村社長さんから乾杯の発声。
国内にも32ヶ所の店舗があるパリの名店ですが、社長さんご自身が古座川を訪ねてその食の豊かさに感じ入り、この日のイベント会場を引き受けられたそうです。
柚子、にんにく、ブルーベリーなど食材の生産者の方、猟友会の方達の紹介と挨拶に続き、料理が供されました。
メゾンカイザーの若きシェフ達が、古座川の豊かな食材を用いて見た目も鮮やかな料理にして下さいました。
ジビエの鹿肉やイノシシ肉。にんにくも古座川の新しい特産物とのこと。
鹿肉やイノシシ肉は、バラ肉、前脚の肉など、様々な部位が調理されて提供されます。
いずれも臭み等は全く無く、柔らかくて深い味わいがあります。
猟友会の方によると、自然豊かな環境の中で食べているもの(天然のシイの実等)が違うからという解説でした。
古座川の美味しいものは肉(ジビエ)だけではありません。
清流・古座川の天然鮎。養殖物と違うことは、その姿や大きさが違うので一目瞭然。そして食べてみると、何ともホクホクと優しい味です。
そして天然うなぎ。
プリプリと肉厚。白焼きで頂きましたが、何とも奥深い味です。
古座川特産のブルーベリーを使ったパンも。元々メゾンカイザーはパンの専門店です。
柚子のジュース等も提供されました。
お腹も満足してきた20時30分頃からは、くじ引きタイム。
受付の時にもらった番号札に応じて、古座川の特産品がプレゼントされました(空くじなし!)。私は柚子ジュースと黒にんにくのセットをゲット!
ちなみに一等賞(古座川での豪華宿泊券)は、妹さんが和歌山に嫁いでおられるという東京・日暮里のご夫妻の手に。おめでとうございます。
猟友会の会長さんから締めの挨拶。
往年のアクションスター・千葉真一の風貌があります。紀伊ハンターだけに。
(ご本人は分かって下さいましたが、隣にいた30前後の男性には何のことか理解できなかったようで、世代のギャップを感じた次第)。
挨拶の後も柚子シャーベットなどを頂き、お腹も心も大満足。
猟友会や生産者の方達の話を伺いながら頂くと、料理の美味しさも格別でした。
誘って下さった某大手飲食ネット関連会社のTさんに感謝。
帰宅して改めて古座川町のホームページを開いてみると、何とも豊かな自然や歴史があるようです。
ぜひ、古座川を一度訪ねてみたいと思っています。