【ブログ】2018年は星野ゆかさんのライブから

明けましておめでとうございます。
 旧年中は拙い個人的なブログにお付き合い頂き有難うございました。三連休最終日の今日(1月8日)から再スタートです。
 ウェブサイト、メルマガ、コツコツ(?)ともども、本年もどうぞご愛顧のほど、よろしくお願いします。

2018年の正月も例年通り、家族でお節とお雑煮でスタート。お雑煮は私の郷里・徳島流の白味噌仕立て・丸餅です。
 お屠蘇には福島・喜多方市山都の「上堰米のお酒」。

東京・立川の諏訪神社というところに初詣。多くの人が行列を作っていました。風もなく暖かな元日です。

帰り際、地平線の上に真ん丸い、大きな大きな月。2018年1月1日は、ちょうど和暦では霜月十五日です。
 地平線から月に向かっての藍色から空色のグラデーションの美しさに、しばし足を止めて見入ってしまいました(残念ながら拙い腕では写し撮れず(涙))。

自宅近くに一画を借りている市民農園。
 昨年12月に播種したほうれん草は、いったん出ていた芽が寒気で全滅してしまいました。

1月7日(日)の初収穫は、品川カブと大蔵ダイコン。今年も自然のめぐみを頂けることに感謝。
(品川カブはいい形です。もう一度、品評会があれば良いのに。)

その前日、1月6日(土)の夕方は、久しぶりに東京・国分寺のカフェスローへ。

18時頃に到着した時には、開演30分前ながら席はほとんど埋まっていました。
 ビールとプレートの料理を頂きます。いつもながら、新鮮な野菜など素材にもこだわった優しい味です(ご馳走様でした)。

この日のイベントは、星野ゆかさんのLive「as a LoveStory : あいのものがたりとしてのわたしたち」

星野さんとは以前にある研究会でご一緒し、熊本・阿蘇に移住され、農業にも携わりながら音楽活動をされている様子などを伺い、感じ入ったことがあります。
 念願だったライブに、ようやく参加できました。

そして予定の18時30分を回り、いよいよ開演です。
 真っ白いロングドレスに木の葉をまとったゆかさんが登場。
 『ハンスとリンゴの種』という詩の朗読から始まりました。リンゴの種を播きながら旅する少年のメルヘンです。

続いて女性3人が登場しての『風よ』。澄み通ったコーラスです。
 ・・・風よ/わたしは/たねをまくよ//みまもりたまえ

ギター、ベース、パーカッションが入って『おいしい水』。不思議な楽器が流れる水の効果音を奏でます。
 ・・・母なる地球のからだめぐる血潮よ//時をこえて/いのちをつなぐ水(歌詞の一部を引用させて頂きます。以下、同じ)

『みずほのゆめ』のテーマは米作りのようです。
 「美味しく稔ったところでイノシシに食べられるんですよね」といった、農業の現場に近くにおられる星野さんならではのトークも。
 ・・・この恵みに生かされて/つむぐ私の日々が/あなたの愛のなかで/空にとけてゆく

『つきがみつめていた』は、透明感のある歌声の環輝美帆さんとのデュエット。
 ・・・月がみつめている/私たちの夢を

『やさしさがくりかえされる』
 ・・・くりかえすやさしさが/いのちをつないできたの

『かぎのないいえ』など、他にも何曲も披露され(CDには未収録の新曲も)、会場は熱気に盛り上がっていきます。

『いのちのものがたり』の歌詞の一部は、配布して下さっていました。会場と合唱。
 ・・・わたしたちのものがたり//つむいでいくものがたり

『世界の生まれる日』
 ・・・ひとつの根に/結ばれたいのちたちよ/大地とつながり/この美しさのなかを歩もう/自分の真実を生きよう

そして最後は『ありがとうありがとう』を、これも会場と合唱。
 ・・・ありがとうありがとう/ゆめをいきるちからを

星野さんと親しい参加者の方達も多かったようで、休憩の合間や終演後は、談笑したり記念写真を撮る姿も。
 いい雰囲気のライブでした。おかげ様で2018年もいいスタートを切ることができました。
(求めさせて頂いたファーストアルバム(CD)を、この2日間、何度も聴いています。)

星野ゆかさんの公式ウェブサイトには、多くの曲とともに、美しい南阿蘇の光景が掲載されています。

ところが後に伺ったところでは、星野さんの自宅は熊本地震の被害が大きく、昨年4月から北海道に移住されているとのこと。
 新しい大地で、これからも地球を感じさせてくれる素敵な楽曲を紡ぎ出して下さるものと期待しています。