立春は過ぎたとはいえ、まだまだ寒い日が続き、インフルエンザの猛威も衰えません。
私の方はB級からすっかり快復しました。ということで(?)、食べ呑み歩きの毎日。
2018年2月5日(月)は東京・神田の全国うまいもの交流サロン・なみへいへ。
今月の特選地域は千葉・いすみ市と茨城・守谷市です。
前菜は2皿。守谷市からは常陸牛の西京味噌煮、ほうれん草真丈(しんじょう)、飲むヨーグルトにはイチゴが添えられています。
いすみ市からは菜花のピーナッツ和え、大原漁港の鮮魚のお寿司など。
中皿には、守谷市の常陸秋そばと有機野菜のサラダ。お蕎麦は揚げたものとの2種類が味わえます。
主菜は日替わり。ホワイトボードの3品から、私はいすみ市大原漁港の鮮魚の揚げだしをチョイス。
なみへい名物の鍋料理は、大原漁港のタコと生ワカメのしゃぶしゃぶです。タコは柔らかく、ワカメは出汁にくぐらせると鮮やかな緑色に。
〆には、きしめんを入れて頂きました。
飲みものには、木戸泉(いすみ市)の純米バラエティセット(生アフス、自然舞、にごり)等を頂きました。芳醇でコクのある日本酒です。
この日も美味しい食事とお酒を頂きました。ご馳走様でした!
ところで飲食店としてのなみへいは、3月31日でいったん閉店するとのこと。
山本シェフの料理を頂けなくなるのは残念ですが、4月以降、この場所は、地域活性化をさらに進める一拠点として活用されるそうです。次のステージに向けての川野真理子オーナーの挑戦にエールを送りたいと思います(期待しています!)。
2月7日は、メトロ竹橋駅からほど近いちよだいちばへ。
ちよだいちばは、NPO法人農商工連携サポートセンター(大塚洋一郎代表)が開設・運営する「作り手の顔が見える」アンテナショップ。全国の市町村の特産品を月替わりで販売するとともに、その期間内に地元の生産者の方等をお招きしてのイベントが開催されています。
この日19時から開催されたのは、「食べる門にはふく来たる 下関ふく飲み 大瓦そば大会」。
ショップの隣のスペースは、50名を超える参加者で超満員!
大塚さんの挨拶で開会、下関市から来られた方の音頭で乾杯。
早速、美味しい料理とお酒を頂くことに(「海響」という銘柄のお酒を頂きました)。
鹿肉の燻製(下関はジビエも有名とのこと)、フグの唐揚げ。
和牛と鹿肉のソーセージは、地元の生産者の方が自ら焼いて下さいます。
そして名物の瓦そば。この日はホットプレートを使ってみんなで作りました(本来は熱した瓦に乗せて焼くのですが、家庭ではホットプレートを使うのが一般的とのこと)。
ちょっと甘みの漬け汁につけて頂きました。パリパリになった麺の食感も楽しめます。
フグのコラーゲン入りの雑炊、鹿肉入りカレーも頂きました。
美味しいものを一緒に頂くと、知らない人とも会話が弾みます。お腹一杯になりました(ご馳走様でした!)
翌8日(木)は、江戸東京野菜関係の友人に誘って頂き、東京・国分寺の猿酔家(さすけ)へ。
ちょっと分かりにくい入り口の隠れ家的な居酒屋さん。店頭には国分寺野菜(こくベジ)のポスターとともに、野菜が並べられています。
お通しはアサリと生ワカメのしゃぶしゃぶ。国分寺野菜たっぷりの皮ハギ肝和え。大根と里芋の竜田揚げ。
彩りも鮮やかな国分寺野菜のせいろ蒸し。炊き餃子。ミニトマト、ナス、エリンギ等の串焼き。
日本酒のラインナップも充実(豊島屋酒造の屋守も!)。美味しく頂きました。ご馳走様でした!
(なお、この日は憧れのベストセラー作家の方(江戸東京野菜コンシェルジュの資格もお持ちです。)ともご一緒させて頂き、ご著書にサインも頂きました。)
まさに「飽食ニッポン」を自ら体現するような1週間でした。一方で、節分の翌日には大量の恵方巻きが廃棄されたとのニュースも。
こんな「もったいない」を避けるための一方策は、食べものの産地や生産している人やのことに想像力を及ぼすことです。それを手助けしてくれる、今回お邪魔したお店や取組みは、貴重な場です。
ご馳走様でした!