コツコツ小咄まとめ(2018.4/2~6)

2018.4/2(月)
 そこはかとなく物哀しい週初めのコツコツ小咄。
「桜が散るのを見てると、出世できない我が身が哀しくなってくるよ」
「えっ、何でですか?」
「ひら、ひら(平、平)」

撮影地:東京・東村山市(2018.4/1)
 自宅近くの河川沿いの公園。今年も何とか花見ができました。

2018.4/3(火)
 今夜のコツコツ小咄。
「花も散ったね。桜の樹の下には死体が埋まっているそうだよ」
「えっ、そうなの? 何の目印もないけど」
「はかない(墓、ない)もの」

撮影地:東京・東村山市(2018.4/3)
 かろうじて日曜日には花見もできましたが、今朝はすっかり散っていました。
「ああ、桜の樹の下には屍体が埋まつてゐる!」(梶井基次郎)

2018.4/4(水)
 今夜のコツコツ小咄。
「優勝の喜びを、最初に誰に伝えたいですか?」
「やはり両親です。高校(孝行)野球だけに」

撮影地:東京・東村山市運動公園(2017.9/10)
 センバツは大阪桐蔭高校が見事に連覇(祝!)
 自宅近くにあるグラウンドは、毎週末、未来の高校球児達で賑わっています。送り迎え等の親御さん達の姿も。

2018.4/5(木)
 一転して気温が下がった今夜のコツコツ小咄(寒!)
「この季節の桜をみると、うちの家計簿を思い出して憂鬱になるの」
「えっ、なんで?」
「赤い軸(字句)が目立ちますから」

撮影地:東京・東村山市(2018.4/1)
 仙台も寒い日々が続いているそうな・・・

2018.4/6(金)
 大荒れになった週末のコツコツ小咄。
「21世紀に貿易戦争なんて、笑い話でしかないね」
「そうですか」
「報復(抱腹)関税だけに」

撮影地:東京・東村山市(2018.4/5)
 保護主義が2回の大戦の原因になったという歴史的教訓を、超大国の指導者は忘れてしまったのでしょうか。交渉術であれば、それはそれで言語道断(写真はドウダンツツジ)。
 日曜日は久しぶりに福島・広野町を訪ねる予定です。良い週末を。