【ブログ】第27回 西原ふるさと祭り(山梨・上野原市)

2018年10月13日(土)は千葉・幕張へ。
 この日、日本のプロ野球はクライマックスシリーズが開幕。それとは関係ない5位と6位による最終戦は、一塁側のみならずレフトスタンドにも大応援団。

終了後、1年間のお礼の挨拶をする監督、選手達にスタンドからは大きく暖かな拍手。声援は飛んでもヤジはなし。
 イーグルスの(特に仙台の)ファンは優しすぎると思います。私は拍手しませんでした。

翌14日(日)は小雨が落ちる中、久しぶりに山梨・上野原市西原(さいはら)へ。
 「第27回 西原ふるさと祭り」の開催日です。

上野原駅前9時42分のバス(バス停が南口に移転していて焦りました)。年に1度の祭り開催日でも臨時増便はなし。

最初は10名ほどいた乗客は、市街地を抜けるまでにほとんど降りてしまい、その後は祭りに向かう3人だけ。これでは増便どころではありません。
 先日(10/11付け)のA新聞の投書欄の記事「車がないと住んではダメですか」を思い出しました。

1時間ほどでびりゅう館に到着。
 直売所やレストランがあり、そば打ち体験等もできる交流の拠点です。

この周辺がふるさと祭りの会場になっています。
 小雨が落ちるなか(やがて上がりました)、ステージでは伝統芸能・甲斐之国三頭太鼓の演奏中。

様々な食べものなどの出店も。
 五目めし、酒まんじゅう、せいだのたまじ(小ぶりのじゃがいもを甘辛く煮付けた郷土料理)、きのこ汁、焼きとうもろこし、うどん、焼きそば、焼き鳥、雑穀のお菓子などなど。金魚すくいもありました。

来春に閉校予定の小学校の生徒さん達の手作りグッズ(藍染めハンカチや缶バッジなど)はすぐに売り切れたようです。

この地を舞台に「まちからむらへ通い続けるきっかけ・しかけ作り」に取り組んでいるのがしごと塾さいはら
 1年を通して農作業やそば打ちなど様々な体験活動を実施していますが、昨年に続いて独自にふるさと祭りに出店させて頂きました。
 おっと、ブースは昨年より広くなっています。幟も新調。この日は東京や地元からの8人ほどが参加。

今年のメニューはビシソワーズ。西原産のジャガイモとタマネギを使ったフランス風の温かいスープです。
 定番の出店の中では珍しいメニューですが、地元の皆さんの口に合うかどうか(目標は80食)。
 前夜から泊まり込み等で準備していたメンバーに混じって販促活動(呼び込み等)スタート。

交代で食事やステージプログラムも楽しみます。
 ステージでは古在家神楽舞、フラダンス、消防団音楽隊の演奏(防災トーク付き)、股旅ものの1人芝居などが次々と上演されています。

藤尾獅子舞には、しごと塾メンバーもお面を付けて参加させて頂きました。
 役どころは、獅子と侍が争っているところに現れる「オッピンヒャー」(森の精霊)たち。パンダやカトちゃんもいるのはご愛嬌?
 最後はみんな仲良く手を繋いで、森に帰っていきました。

そしてこの日のメインゲスト、園まりさんのステージの頃には祭りは最高潮に。
 ウィットに富んだトークも交え、盛り上がります。最後は全員で「ふるさと」を合唱。

しごと塾のブースに戻ってみると、他の出店者への追い込み出張販売の効果もあり、当初の目標を大きく上回る105食(!)を完売したとのこと。
 今朝、販促用に作ってきたオス○ル様の効果もあったかも。

終了後は、地域の方たちとテント等を片付け。
 気がつくと青空が広がっていました。今年のふるさと祭りも盛況の内に終了です。
 びりゅう館前の畑には、粟(アワ)がたわわに実っていました。

西原ふるさと祭りは、地域の方たちが主役の手作りイベント。
 10年近く西原に通っているしごと塾も、今年は声をかけて頂いて獅子舞に特別出演するなど、少しずつ地域の「仲間」として認めて下さっているとしたら嬉しいことです。

これも地域の方たち(移住された方を含め)の理解と協力のお陰。今年もお世話になり有難うございました。