コツコツ小咄まとめ(2019.1/4、7~11)

2019.1/4(金)
 あけコツ。
「ホッピー・ニューイヤー!」

撮影地:東京・杉並区(2019.1/4)
 来週から頑張りますので、本年もよろしくお付き合いのほどを。

2019. 1/7(月)
 人日(じんじつ)の節句の日のコツコツ小咄。
「今年最初の問題です。セリ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ。さて足りないのは?」
「なぞな(ナズナ)ぞ、ですね」

撮影地:東京・東村山市(2019.1/7)
 五節句の最初(1月7日)・人日とは、元々中国では人を殺さない日。転じて無病息災を祈って七草粥を頂くという風習ができたそうです(諸説あります)。

2019.1/8(火)
 今夜のコツコツ小咄。
「お節料理の並べ方には、しきたりや決まりがあるんですか」
「いいえ、自由(重)に詰めて下さい」

撮影地:東京・東村山市(2019.1/1)
 七草粥も終わりましたが遡ってお正月ネタ。写真は今年のわが家のお節料理です。
 和食とは、中国や欧米の食文化を受容・模倣しつつ、日本の気候風土や日本人の気質に合致するよう「改創」されたもの。お節は、多様な異文化を受容する日本人の柔軟さを象徴しているのかも知れません。
 詳しくは(あまり詳しくありませんが)拙メルマガにて。
 https://archives.mag2.com/0001579997/20190106100000000.html

2018.1/9(水)
 今夜のコツコツ小咄。
「既製服とオーダーメイドは、まるで関東風と関西風のお雑煮ね」
「えっ、どういうこと?」
「仕立てが違いますから」

撮影地:東京・東村山市(2019.1/1)
 一般的に関東では切り餅・澄まし仕立て、関西は丸餅・白味噌仕立てと言われますが、雑煮は具材なども地域によって本当に様々。日本の食分化の多様性を象徴しているのかも知れません。
 「食」だけではなく、「衣」にも関心が高まってきた今日この頃です。

2018.1/10(木)
 今夜のコツコツ小咄。
「今年はネットの情報など、真に受けないように自戒します。亥年だけに」
「えっ、どうして?」
「猪突猛進(盲信)」

撮影地:山梨・上野原市棡原(ゆずりはら、2017.10/7)
 写真はイノシシならぬ獅子舞(ネタとは関係ありません)。

20189.1/11(金)
 関東では鏡開きの日のコツコツ小咄。
「鏡餅って、度の強いお酒みたいね」
「えっ、どういうこと?」
「割って頂きますから」

撮影地:東京・東村山市(2019.1/11)
 包丁で切るのは切腹を連想させるため、手や木槌で割って頂くというのが風習のようです。
 よい週末(3連休)をお過ごし下さい。

注:コツコツ小咄は、土日祝を除く毎日、拙FBで絶賛(!)投稿中です。