昨年の今ごろは大雪も降りましたが、2019年の冬の東京地方は雪どころか雨もほとんど降らず、空気は乾燥続き。
インフルエンザが猛威を奮っています。
1月19日(土)も好天。東京・新宿御苑前のパペラへ。
本格インドカレー店で、様々なイベントやライブの会場にもなっています。
この日の午後に開催されたライブは「ばばらいぶ第4次関東遠征・パート1(昼)」。
シンガーソングライターのばばらあやか(羽原朱香)さんの、1年振りの東京でのライブです。
入り口近くには手作りのCDや小物など(ばばらさんはイラストも描かれます)。
ばばらさんは青森・八戸の出身。
東京で活躍されていましたが(その頃に福島支援の関係のイベントで知り合いました)、
「東京で2年ほど暮らすうち、気がつくと故郷や家族を思う歌ばかりを作っていた。心に響く歌作りなら大好きな八戸でもできる」と、帰郷されたのが2年前(拙メルマガでも紹介させて頂きました)。
現在は岩手・盛岡に拠点を移して音楽活動を続けられており、1年振りの関東でのライブが開催されたのです。
なお、この後は横浜に移動し、もう1ステージこなされてから岩手にとんぼ帰りとのこと。
チーズカレー(サラダ、ナン付き)と生ビールを頂いているうち、定刻の12時30分を回ってばばらさんが壇上に上がられました。
この日はインフルエンザでキャンセルが相次いだそうで、観客は昨年に比べると少人数。
ばばらさんと知り合いの方が多いようで、暖かくアットホームな雰囲気です。
自作の10曲ほどを披露して下さいました。
「Singing」-歌を歌おう。自分が正しいと思ったことを伝えていこう。
「かいもの」-野生の生き物のように自分の意志で歩くことが一番。買うことはできない。
「climb」-これからもぶつかるたくさんの鉄の壁を乗り越えることが、君を絶景に連れて行く。
「mirror man」-喜びや楽しみを分けられるくらい、じっくり鏡の前の人を愛せたらいい。
時には激しく、時にはむせぶような歌声が心に迫ってきます。
新しい曲も多く、歌もギターも1年前に比べてもさらに進化されているように感じました。。
演奏の合間には、ばばらさんの思いが語られます。
方言にコンプレックスがあるとおっしゃっていましたが、温かさが感じられる南部弁が素敵です。
ラストいつもの「ステッキ家族」。
「私はいったい誰なんだ、それを忘れてはいけない」と家族を歌い上げました。
終了後、最新のアルバム「はばらざぐれいてすとNo.1」を求めさせて頂きました。
手書きのパッケージには、各曲の詩の一部と、曲を作ったばばらさんの思いが手書きの文字で綴られています。
地域密着の「地sound 地show」がモットーというばばらさん。
これからも「人の心を大事にする歌、人の心に届く歌」を歌い続けて頂きたいと思います。