東京・千代田区神田錦町にあるちよだいちばは、日本各地の「食」が集まるアンテナショップ。
作り手の顔が見える地方の野菜や果物、こだわりの特産品等を求めることができ、各地の特産品を詰め込んだ月間/日替わり弁当は好評です。
また、地域の作り手の方が見えられてのイベントも頻繁に開催されており、リアルに顔を合わせることができます)。

2020 年最初のイベントとして1月9日(木)に開催されたのは、ここ数年、恒例となっている「『初舞台」を飲む会」です。
19時を少し回って到着。
会場のちよだプラットフォームスクウェア1階のウッドデッキはシートで囲われ、大型バスが横付けにされています。
中に入ると暖かく温かく、すでに多くの人で賑わっています。
参加者が特に多い時は立食になるのですが、この日はゆっくりと座れました。

福島・白河市大信(たいしん)地域の特産品の販売も行われています。
主催者の大塚洋一郎さん(農商工連携サポートセンター)の姿も。

この日の主役である「初舞台」とは、大信地域限定の純米吟醸生酒。
約 20 年前、地域の農家の方が自ら育てた酒米「夢の香」を使って2千本だけ醸造したのが最初だそうで、現在も製造本数は3千本のみ。
この地域限定の希少な日本酒が、年に1度だけ、大信地域とつながりのあるちよだいちばで飲めるのです。フレッシュで美味!
酒の肴も大信地区の特産品。
いかにんじん、きんぴらごぼう、白菜のお漬け物。白河高原清流豚を使った特製シュウマイも。

大鍋で作って下さった聖(ひじり)ちゃんこ鍋は、特製の平麺入りで食べ応えも十分!
体が芯から温まります。

食事が一段落した頃に、大塚さんから現地の方々の紹介。
この日は、商工会の方など10名ほどが、「初舞台」や食材を携えてバスで駆けつけて下さっていましたいました。

白河高原清流豚の生産者の方、料理を作って下さったお母さん達も。
エプロンの大信地域のゆるキャラは、ごんたくらやまの妖精・ひじりんと言うそうです」。

参加者一人ずつからも自己紹介。
大塚さんとつながりのある方が多く、なかには大塚さん主催のツアーで大信地域を何度も訪ねたという方も。
他にもアルパ(南米のハープ)奏者の方、今夏の東京五輪の聖火ランナーに当選したという方なども。

大信地域の美味しいお酒と食事に大満足。
最後には全員で一本締め。
東京のど真ん中・千代田区で、地域との絆が今年も生まれていきます。