【ブログ】パソコンの不調、夏至の畑、「障がい」関連の本。

新しいパソコン(windows10)は時々機嫌が悪くなります。
 まず突然、数日前からメールが使えなくなりました。「アカウントの設定が最新ではない」とのメッセージが出て読み込めません。
 これは、正しいパスワードを(忘れていたため何度も間違えて)入力すると、あっさりと復活(祝)。

 さらには、また日本語入力(IME)が無効に。
 以前にも同じ症状が出てネットで調べて回復させていたのですが、再度の作業。前回と違う気がしますが、何とか回復。
(備忘↓)
https://itojisan.xyz/パソコンのトラブル/imeが無効です/

 それにしても何もしていないのに(何か余計なキーを押したのかも知れませんが)勝手に不機嫌になるとは、二股ソケットとは言わないまでも、テレビなどフツーに誰でも使える家電に比べれば、パソコンはまだまだ未成熟な技術かと。
 まあ、IT弱者の愚痴と笑われるのかも知れませんが。

そんななか、コロナ感染は収束しないまま、時候は廻って夏至に。
 紫陽花が美しい季節になりました。
 蒸し暑い日が続いたと思うと、ここ数日は梅雨寒。オマケに今日(6/25)早朝には千葉沖で震度5弱。

 昨日行った畑は変わらずに草が伸び放題。むしると草と土の香りが鼻腔を満たします。
 トマト、キュウリ、ナスなど食べきれないほど収穫できます。自然のまま、ナスがまま。有難い自然の恩恵です。

枝豆や落花生、スイートコーンも育ってきました。スイカもピンポン玉大の実を付けています。楽しみです。

 ちなみにプロ野球もようやく開幕。わがイーグルスも(今のところ)好調。

先日の奥沢ブッククラブ(オンライン開催)の参加者の一人がススメて下さった渡辺一史『こんな夜更けにバナナかよ』読了。
 筋ジス患者のシカノ氏と、周囲のボランティア等との交流を描いたドキュメンタリ。

 障がいのことについては、これまで深く考えたことはありませんでしたが、「わがまま」な障がい者と介護者との、時には衝突しながらの人間同士のかかわり等の描写は、目からウロコでした。

雨宮処凛『この国の不寛容の果てに』は、以前から読みたかった本。
 施設で19人の障がい者が殺害された相模原事件をめぐり、ジャーナリスト、医師、ソーシャルワーカー等と対談したもの。

 脳性麻痺の小児科医・熊谷晋一郎氏は、事件後、「いつもの通勤ルートを車いすで向かっていて、向こうから歩いてくる知らない人に、すれ違いざまに殴られるんじゃないかという恐怖心が突然わいてきた」とのこと。

 当事者運動やオープンダイアローグ、以前に話を伺った浦河べてるの家等の話題も出てきます。

本を読んでいて気付かされたのは、障がい者だけではなく、LGBTと呼ばれる人など多くの「社会的弱者」(何ともおおざっぱなくくり方ですが)とされる方たちが生きやすい世の中とは、私たち自身も生きやすい社会ということ。

 世界的に進みつつある(かも知れない)「分断」を、何とか食い止めようとする気構えが、一人ひとりに求められている時代なのかもしれません。

(追伸:今夜は完敗でした~)