【ブログ】2023年もどうぞよろしくお願いします。

この年末年始の東京地方は、北日本や日本海沿いの皆様には申し訳ない位の好天が続きました。もっとも乾燥して各地で火事も頻発。

去る2022年12月31日(土)。
 10年にわたってコツコツと書き配信してきた拙メルマガ「フード・マイレージ資料室通信」の読者数が、ついに大台に到達
 もっとも「大台」といってもたかが「200」と、何十万~何百万も登録者のいる「インフルエンサー」の人たちに比べれば誠にささやかなものではあります。できる範囲で(身の程の)情報発信に努めていこうと思った次第。


夕方は、radikoでN響の「第九」を聴きながら近所の空堀川沿いを散歩。
 クライマックスの合唱の歌詞 “Schöner Götterfunken(美しい神々の光よ)” の部分で、ちょうど眩しい夕陽が射してきました。一体いつになれば、世界中の全ての人々は兄弟となれる(Alle Menschen werden Brüder)のでしょうか。

紅白を観て(「時代遅れバンド」良かったですね)、明ければ平穏な正月。
 毎年、変わらないおせち。白みそに丸餅のお雑煮。お屠蘇は上堰米のお酒(福島・喜多方市山都)。
 野火止用水沿いにある地元の稲荷神社に初詣。地口行灯が毎年の楽しみです。右の写真は「苦しき時の蟹頼み」。

四半期ごとの拙ウェブサイトのカバー写真も変更(creative kei さん、いつもお世話になっています)。
 2023年1~3月期は、春に備えて畑にたい肥や落ち葉を鋤き込む「冬ぶせ」の作業の様子にしました(撮影地:山梨・上野原市西原、2021年12月21日)。

今年の賀状。コケているウサギは「鳥獣戯画」の一部です。
 ここで今年最初のクイズ。ウサギを投げ飛ばした動物は?(→正解はこちら

本年も3が日のうちから、拙ウェブサイトの「お問合せフォーム」を通じてフード・マイレージのデータを使用したいとの照会がありました。
 「出典さえ明記して頂ければ、ウェブサイトに掲載しているグラフもデータも自由に使って下さって結構です。掲載誌等ができれば1部送って頂ければ幸いです。」と、回答させて頂いた次第。

「世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない」(宮沢賢治『農民芸術概論綱要』)。
 世界ぜんたいが平穏な一年となりますよう。

 2023年もどうぞよろしくお願いします。