2013年9月14日(土)。
大きな台風が接近しているそうですが、まだ雨が落ちてくる気配はありません。
いつもの猫の額ほどの市民農園。
大豆(せんごく、借金無し)は相変わらずサヤの付き方は今一つ。長岡巾着ナスは、そろそろ終了です。
東京ゴマ0→1(ゼロワン)プロジェクトH市支場のゴマは、背丈近くまで伸び、茎には重そうなほどに緑色のサヤがびっしりです。下の方が茶色く変色してきたら、いよいよ刈り取りです(今まで何の手もかけてきませんでしたが、ここからが大変)。
お浸しにもしたツルムラサキは(区画の脇に自生しているものですが)、紫色の実をたくさんつけています。
伝統大蔵大根は順調に生育していますが、虫の食い跡が目立ちます。
いくつかの秋冬野菜を植えました。
いずれも野口種苗研究所からネットで求めたものです。
せっかくなら珍しい各地の伝統作物をと、こぶ高菜(長崎)、仙台雪菜、温海かぶ(あつみ、山形)、子安三寸ニンジン(東京)、野崎早生カリフラワー(愛知)というラインナップ。
播種期を逃したものもあり、果たして自然は恵んで下さるかどうか。楽しみではあります。
さて、9月15日(日)は朝からすごい雨。
お墓参りに行こうとレンタカーを予約していたのですか、早々とキャンセル。ところが、昼頃から雨は上がってしまい、台風はどこに行ってしまったのか、という天気。
ところが翌16日(月・祝)は、いよいよ台風が愛知県に上陸。京都や福井では河川が氾濫。東京地方も早朝から強い風と雨に見舞われました。
そのような時に玄関のチャイム。
出てみると宅配便。埼玉・小川町から野菜が届いたのです。悪天候の中、有難うございます。
段ボールを開けて新聞を外していくと、色とりどりの野菜が現われます。
今回の野菜セットは、じゃがいも(男爵)、玉ねぎ、ナス、ピーマン、きゅうり、モロヘイヤ、空芯菜、島オクラ、長ネギ、にんにく。
それに、今回はうどんが2束入っていました。
今年初めて小麦(農林61号)を栽培し、しっかりと挽いて乾麵にしたそうです。
今回も、生産者の「まつなが農場」さんからの手紙が同封されています。
秋冬野菜の準備の様子がつづられています。この季節は蛾がすぐに寄ってきて卵を産みつけるので、種まきしたトレーにはネットを二重にかけているそうです。
有機農業ゆえのご苦労があるようです。
この野菜セットは、東京のプログラミング会社と地元NPOが企画した「おいしいお野菜届け隊」のものです。
埼玉・小川町の有機農家(新規就農者)の皆さんを応援する趣旨で、現在、2013年11月~14年4月の期間の分を募集中とのこと。
会費は12回分で26,000円(送料込み)を先払い。
これは、アメリカ等で盛んなCSA(Community supported agrriculture, 地域支援型農業)の方式です。農業者は作付前にまとまった資金を手にすることができ、不作のリスクは消費者もシェアするというものです。
農作業体験等のイベントもあり、生産者の方と直接お会いする機会もあります。
関心のある方は、主催者にお問い合わせください。
【ご参考】
◆ ウェブサイト:フード・マイレージ資料室
◆ メルマガ :【F. M. Letter】フード・マイレージ資料室 通信
(↓ランキングに参加しています。よろしかったらクリックして下さい。)
人気ブログランキングへ