うちの近くでかりている市みんのう園に、ゴマをうえたのは、グリーンスマイル(グリスマ)のみなさんにすすめられたからです。
日本のゴマは、ほとんどぜんぶ、外国からのゆ入です。
ところが、グリスマのお兄さん、お姉さんたちは、東京でたくさん作って自きゅうりつを上げようなどと、むちゃなことを言っています。
7月7日(日)、秋川というところに行った帰りのバスのなかで、あおちんさんというきれいなお姉さんが、ゴマのたねをくれました。
しゅるいは金ゴマです。金メダルと同じなので、やったーと思いました。
でも、しっかりそだてるのよと言われた時の、お姉さんの目はわらっていなかったので、これは、ちゃんとそだてないと大へんなことになると思い、さっそく、市みんのう園にうえました。
1週間後には、きれいにめが出そろって、ほっとしました。
うれしかったです。
その後も、かれたりしないか心ぱいしていたのですが、ぶじに、どんどん大きくそだちました。たちまち、ぼくのせたけと同じくらいになりました。
ひのはら村でうえたゴマも、グリスマの豆お姉さんより大きくなったそうです。
8月になると、花がたくさんさきました。きれいなピンク色です。
時どき、大きなくまんばちがきてびっくりしました。くまんばちも、ゴマの花が大すきみたいです。
くまんばちは、近づいてくるとぶーんと音がするので、すぐ分かります。
秋がくると、花はしおれてしまい、ぼくは少しさびしくなりました。
ところが、花がおちたあとに、こんどはみどり色のサヤができて、どんどん大きくなってきたのです。
9月のおわりには、下の方のサヤが茶色くなって、はじけはじめました。
ためしに、サヤをひとつ、とって広げてみると、その中には、小さな本もののゴマが、たくさんならんでいたのです。
びっくりして、そして、かんどうしました。
そこで、ぜんぶかりとって家にもってかえり、さいしょはバケツにさして、そのあとは新聞紙の上でかわかしました。
かれるにつれて、新聞紙の上には、しぜんにたくさんのゴマがおちてきました。
手でふると、ばらばらと、どんどんおちてきます。
10月19日(土)は、グリスマのみんなで、しな川というところで野さいを売るマルシェの日だったので、ゴマをもって行って食べてもらおうと思いました。
でも、ゴミとまじっていて、このままではたべられません。ザルやピンセットを使って、ゴミを分けるのは大変でしたが、がんばりました。
でも、時間がかかってしまい、しな川についたときは、マルシェはおわっていたのです。
「うち上げ」というのをしていると電話でおしえてもらったので、行ってみました。
おおい町というところのうらどおりは、小学生には、ちょっとこわかったです。おみせにつくと、お兄さん、お姉さんたちはおさけをのんでよっぱらっていました。
ぼくはマルシェにおくれたので、ばつがわるかったのですが、もってきたゴマを出すと、おいしい、おいしいと言って、みんな食べてくれました。本当にうれしかったです。
のこりのゴマは、ゴミと分けて、びんに入れてあります。たくさんできました。
今年のゴマのいっしょうは、これでおわりです。でも、このたねを来年うえると、また、ゴマができます。ゴマのいのちは、えい遠につづくのです。
ところで、こんどの土よう日(11月9日)は、ひのはら村で、さいごのゴマのせんべつと話し合いがあります。リーダーのてー兄さんたちは、これからも色いろと考えているようです。
たくさんの人がくるようです。どんな話し合いになるのか、わくわくしていまっすん。
【ご参考】
◆ ウェブサイト:フード・マイレージ資料室
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“しゃしん日記(ゴマのいっしょう)” への1件の返信
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きくち先生
ほめてくれてありがとうございます。
> てっちゃんへ
> すごい。ごまがたくさんできただけでもすごいのに、しゃしん日記とってもじょうずに書けました。花丸です。
> とくに、てっちゃんの気もちがうまく書けているのにびっくりしました。小学生なのにきれいなおねえさんによわいところは、ちゃんと男の子だね。