前回の「下宿ふせぎ」に続いて東京・清瀬市関係の記事です。
GW後半の2014年5月5日(月)、6日(火)は、前日までの初夏のような陽気から一転して小雨模様、気温も上がりません。
午前中の畑仕事(市民農園)も、雨がパラパラと落ちてきて切り上げ。午後から傘を持って自転車で清瀬に向かいました。
前日からこの日(6日)までの2日間、「スローマーケットきよせ」が開催されていたのです。
会場は、西武池袋線・清瀬駅から徒歩5分ほどの「こばとの森幼稚園」。
気持ちのいい平地林の緑のなかに横断幕が掲げられ、テントが並んでいます。
入ってすぐのところに掲げられた案内図も手作り。
代々木公園で開催されているアースデイ・マーケット等に比べれば小規模ですが、その分、全体が見渡せ、出展者一人ひとりの顔の見えるようです。目当てのブースが見つからず迷うこともありません。
出展されているのは、自家製酵母ぱん、有機野菜、地ビール、自家焙煎ハンドドリップコーヒー、ドーナツ、ドラム缶ピザ、アジアの雑貨やニット小物などフェアトレード商品など。
ヒーリングやセラピーの関係も。
JIM-NET(特定非営活動法人 日本イラク医療支援ネットワーク)も特別出展されています。
ホールやイベントスペースでは、映画『ベイビーズ』(2010年 フランス)の上映、ライブ、ヨガ教室、ファッションアイテムの物々交換等も行われたそうです。
見た目は「小規模」と書きましたが、なかなか充実した内容です。
何人かの知人にも会うことができました。
しごと塾さいはら等でお世話になっている女性二人組「ことると」は、おむすび屋を出店されていました。
さいはら(山梨・上野原市西原)の雑穀を使った玄米おにぎりは好評だったようで、初日は30分で売り切れ、2日目は多めに作ってきたそうですが、14時過ぎに着いた時には全て売り切れていました(残念!)。
「しごと塾さいはら」の手ぬぐいも置かれていました。蕎麦の実を表す三角形の模様は、お客様にはおむすびに見えたようです。
ハンガリー産のアカシアはちみつ等を出店されていたのは「KisErdő 小さな森」さん。ハンガリー在住経験のある女性が個人で輸入されています。
この日は「Cafe & Gallery いちご」さんとコラボし、ハチミツレモン飲料、シフォンケーキや雑貨も出品されていました。
ちなみに「いちご」では、今月一杯、ハンガリー料理のランチやシフォンケーキを頂けるそうです。
ところで、このイベントの主催者は「スローマーケットきよせ実行委員会」((社)清瀬文化スポーツ事業団が共催)。
地域で福祉や自然食品等の分野で活動されている方、子育て中の方たちによるボランティアのグループで、FBページによると、「全てが速く便利でなくとも、ゆっくりで少し手間がかかってもそのほうが豊かなことがあるかもしれないと思えるきっかけを、イベントを通して作れればと思っています」とのこと。
年2回の開催、今回で4回目だそうです。
このような素敵な取組が地元で(隣町ですが)行われていることを、嬉しく、心強く思った次第です。
【ご参考】
◆ ウェブサイト:フード・マイレージ資料室
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