2017年9月23日(土)は秋分の日。
昨夕から朝方までのしっかりとした雨は、なんとが上がりました。
自宅近くに一画を借りている市民農園へ。
徐々に秋冬作にシフト中ですが、今も空芯菜がジャングル状態。
トンネルの中の品川カブ(東京長カブ)は、昨年、プランターで栽培したものから採っておいた種を播いたものですが、発芽は思いのほか順調で、密生状態。
間引きを兼ねて土ごと掘り起こし、一部を3個のポットへ。根菜類は、あまり移植することはないそうですが。
世田谷区の喜多見農業公園で頂いてきた大蔵ダイコンも一つ。
空芯菜と、福島・広野町由来の綿(コットンボールができています。)2枝ほどとともにリュックに入れて、東京・井の頭に向かいました。
雨こそ落ちていませんが、どんよりとした低い空。
午前10時半過ぎですが、人の数はふだんほど多くありません。肌寒いはずで、白鳥がたくさん来ていました(笑)。子どもが乗ろうとお父さんの手を引っ張っています。
階段を登って住宅街へ。
とある民家の軒下に「さし石」と書かれた石が置かれていました。力競べ用(娯楽)の石だそうです。
公園に隣接した落ち着いた住宅街を進むと、道路に面して「朝カフェやっています。どなたでもどうぞ」との立て看板が置かれていました。
門をくぐった庭の先には一軒の民家。玄関脇にも「どうぞお入り下さい」との小さな表示。
ここが「森の食卓」です。
オーナーの田中眞喜子さんがご自宅の一部を改装し、食卓を囲んで「話す」「つくる」「食べる」フラットなスペースとして、心地よいコミュニティの場になればと運営されています。
毎週木曜日は「M’sカフェ」と称して定期的にオープン。
ヨガ、アロマ講座、読書会等のイベントも、随時、開催されています(公開イベントはFBページにも掲載されます)。
この日は、毎月第4土曜日に開催される「朝カフェ」。
朝食をとりながら交流を楽しもうという趣旨だそうで、私が到着した11時頃にはお客様はお1人だけでしたが、朝から10数名が来られていたそうです。
もうお1人も交えて色々と話をしながら、田中さん手作りの料理を頂きました。
ご飯とわかめのお味噌汁、野菜を中心とした何種類もの料理が盛られたプレート。豪華な朝ごはん(ブランチ)になりました。
茹で落花生とともにコーヒーも頂きました。ご馳走様でした。
持参した苗などをお渡しし(庭の畑に植えて下さるそうです。うまく育てばいいのですが)、10月末の会合(呑み会?)の相談(こういうのは、すぐに決まる!)などもして失礼しました。
外に出ると、雲が切れてベンタスの花に日が射し始めていました。井の頭公園の人出も増えています。
田中さんはこの場所を、イベント・講習会等を通した発信の場など、意義のある活動の場所として使って頂きたいという想いがあるとのこと。
個人での運営にはなかなか大変な面もあると思いますが(田中さんご自身も、色々とお忙しい方)、「ゆる~く、楽しく」という田中さんの口癖のとおり、ゆっくりと、着実に、コミュニティの場として地域に定着しつつあるようです。