【ブログ】埼玉・小川町の田んぼ、カモミール

2019年5月19日(日)は、自転車の有難さを感じた一日。
  朝、確認するとやはりパンク。 午前中に予定していたメルマガの配信は断念して徒歩で出発。
 最初の目的地まで30分ほど歩き、そこから駅に回って10 時半頃の電車。川越で東武東上線に乗り換えて 11 時 40 分頃に埼玉・小川町着。

久しぶり(昨年9月のオーガニックフェス以来)の小川町です。

楽市おがわ(観光案内所)に電話してみると、レンタサイクルが空いているとのこと(ラ ッキー! 週半ばに電話した時は予約はできないと言われていたのです)。
 行き先を告げると地図(観光パンフレット)を下さり、丁寧に道順を教えて下さいました。
 教わったとおりに国道・県道を外れて脇道へ。ハイキングコースにもなっているようで、車は少なく快適です。

途中には古いお寺 (龍谷薬師堂・みかえり地蔵、高西寺、西光寺)、仙元山見晴らしの丘公園への遊歩道入り口、カタクリとオオムラサキの里の看板なども。

30 分ほどで下里三区集会所へ。USP の農業体験会で何度も来たことのある場所。ポピーの花が鮮やかです。
 I さんご夫妻が出迎えて下さいました。池袋「たまつき」で偶然知り合った方で、パレスティナ支援にも携わっておられ、奥様は 二胡の演奏家でもあります。
 千葉・匝瑳で知り合ったYさんとともに、今年から「まい田圃 2019」(田んぼオーナー制度)を主催されており、昨日から2日間は田植えです。

Yさんを紹介して下さいました。
 中野で学習塾を経営されている方で、米作りの楽しさを知り、埼玉に移住して、昨年から小川町で田んぼを始められたそうです。

歩いてすぐの田んぼに案内して頂きました。
 広さは500平米(5畝)ほど。水が張られ(今年は水不足とのこと)、植えられたばかりの苗が風にそよいでいます。一人黙々と(楽しそうに)作業されている女性の姿も。
 木陰で、昨年獲れた玄米のおむすびなどを頂きました。

有機農業や新規就農者の多さで知られる小川町でも、耕作されない農地が増えており(この田んぼもそうだったとのこと)、獣害も深刻になっているそうです。
 これから自分たちの区画を植えるというので、少し体験させて頂きました。

裸足で田んぼに入るのは久しぶり。何とも懐かしいような感覚(快感)です。
 へっぴり 腰。途中から曲がり、間隔もばらばら。これでは植え直しの手間がかえって大変かも知れません。

カエルの声が賑やか。サンショウウオもいるそうです。畦には色鮮やかな草花など。気持ちのいい時間を過ごさせて頂きました。お世話になりました。
  「まい田圃 2019」イベントは、収穫まで何度か予定されているそうです。

田植えは14時30分位で切り上げて、中爪地区に向かいました。
 少し離れているので、レンタサイクルが無ければ訪ねることは叶いませんでした。自転車は偉大です。

Google Map 様に導かれ、30 分ほどでサンファーム高橋に到着。
 おがわ里山食農スクール・エディベリー主催の「カモミール畑で花摘み体験」イ ベントが開催されていました。

カモミールの花摘みや花束作りを行い、フレッシュハーブのティータイムも あったそうです(私もハーブティーを頂きました)。
 到着した時は、ちょうどイベントは終了の時間。
 参加者全員で記念写真を撮るというので、厚かましくも端っこに写り込ませてもらいました。

その後、子ども達は鶏舎に入って卵拾いを体験。子ども達の笑顔と歓声。

テント等の片付けをお手伝いした後、少し迷いながら小川町駅へ。16 時過ぎにレンタサイクルを返却し(大変、お世話になりました)、16時30分発の急行に。

自宅最寄りの駅に18時前に到着、ひとつ用事を済ませてから徒歩で自宅へ。
 たどり着く 前に力尽き、中華料理店で生ビールなど。

様々な新しい企画も立ち上がっている小川町から、今年も目が離せません。