【ブログ】食は人をつなぐ・4題

2019年5月 20 日(月)は、東京・自由が丘で開催された共奏キッチン♪へ。

 常連も初めての方も、一緒にごはんをつくって食べて語り合うというオープンなイベント。シェア奥沢で開催されるのも91回目とのこと。

19時頃に到着した時は、10名ほどが料理の真っ最中。

 この日も、主催者のたかった一氏がこだわりの食材を準備しておいて下さいました。
 野菜の多くは茨城・那珂市のpoco a poco ファームから。自然栽培の野菜を切っていた方は「スーパーで売られているものとは香りが違う」と。

 お米は、新潟・上越市大賀の永田農法によるものです。

たかったー氏は、シェア奥沢のオーナー・堀内正弘先生(多摩美術大)と密談中?
 江戸東京野菜すごろくの試作品を持って来て下さった方も。

20時過ぎに、野菜たっぷりの料理が揃いました。
 各自、好みの飲みものを手に乾杯。この日は比較的若い方も多く、会話も盛り上がります。

 21時過ぎには食事は一段落。
 後半は対話の時間ですが、この日は所用があり、お2人の留学生の方のアンケートに回答して失礼しました(食い逃げ?)。 

なお、たかった一氏は、これから一緒に活動してくれるメンバーを募集中とのことです。

 5月23日(木)午後は、東京・神宮前の国連大学で、ふくしまオーガニックコットンプロジェクト報告会が開催されました。 
 東日本大震災・原発事故からの福島の農業再生を目指してスタートしたプロジェクトも8年目。首都圏での報告会が、毎年、開催されています。

平日昼間の報告会には今年も伺えなかったのですが、夕方の交流会のみ参加させて頂きました。

 会場は高円寺のGrain
 様々なイベントも開催されているそうで、オーナー の方は何度もコットンのボランティア活動に参加されておられるとのこと(オリジナルの手ぬぐいを求めさせて頂きました)。

到着したのは、交流会も半ばを過ぎた19 時過ぎ。
 美味しい食事と飲みものを頂きながら、参加者から自己紹介などを一言ずつ。 いわき市や広野町の方、ボラバスでお世話になっている方達も。

 主催者のお1人で、ネパール等への支援活動にも熱心に取り組んでおられる島村守彦さん(いわきおてんとSUN企業組合)からは「震災後、多くの方に支援頂いた。これからは私たちが縁をつないででいきたい」等の言葉。

20 時過ぎに散会。
 福島からの方の多くは日帰りで帰途に着かれましたが、7名ほどで二次会は、久しぶりのうおこう

 女将さんは、落語会や津軽三味線の会など多彩な活動をされています。
 お薦めのマグロの脳天の刺身、グジ(甘鯛)に煮物などを頂きました。ご馳走様でした。

翌5月24日(金)の終業後は、東京・神田錦町のちよだいちばへ。

 日本各地のアンテナショップで、この日は「一日平戸うまかもんを満喫!」と題するイベントが開催されていました。
 多くの人で賑わっています。

ビュッフェスタイルで、「夏香ぶり」(ブランド柑橘・平戸夏香を餌に混ぜて育てたぶり)、ひらす等の鮮魚、川内かまぼこ、たっぷりの野菜類と地元のドレッシングや味噌、あご(飛魚)、平戸たまねぎカレー等が並べられています。

 じゃがいも焼酎や平戸夏香のリキュールも頂きました。

主催者の大塚さん、朝比奈店長、それに平戸市の皆様。ご馳走様でした。

翌週、5月27日(月)の夜は、西東京市で開催されている共奏キッチン in 仙人の家へ。

 自由が丘の共奏キッチンからスピンアウトした会も、9回目となりました。
 到着したのは19時30分頃。10名ほどで料理の真っ最中。共奏キッチンの「家元」たかったー氏の姿も。

わが家からは、埼玉・小川町の有機野菜(おいしいお野菜届け隊)、山梨・上野原西原の大豆、和歌山の甘夏等を持参。

テーブルに並べられたのは、大根ときゅうりの酢の物、ちりめんと菜っ葉の炒め煮、ひじきと大豆の炒め煮、ちりめん卵焼き、和風ラタトゥイユ、牛肉とニンニクの芽の炒めもの、和風ラタトゥイユ、ポトフ、大根おろし、山椒味噌など。それにご飯、お茶。

 アルコールが飲みたい人が各自持参。
 たかったー氏は、週末に訪ねてきた新潟の地酒を差し入れて下さいました。

食事をしながら自己紹介など。
 たかったー氏からは共奏キッチンを始めた経緯やねらいについて、仙人の家のオーナーご夫妻からは地域の場作りを始められた動機等について話して下さいました。

 神奈川の男子高校生は、食を通じたコミュニティ作りに関心があるそうで、本を読んでわざわざ訪ねられてきたそうです。
 海外の事情も含めて色々と勉強されていて、大学で本格的に学びたいとのこと。

食には、人と人とをつなぐ力があります。一緒に食べる回りの人だけではなく、食べ物の生産者や産地とつながることもできます。
 このような取組みがどんどん拡がっていけば、現代社会が抱える問題の多くは、解決につながっていくかも知れません。

 それにしても食べ過ぎ、呑み過ぎだな~(汗)