2020.3/9（月）
今週最初のコツコツ小咄を披露させて頂きます。
「お礼を言う時の丁寧さは、『有難うございます』なら一級、『ありがとう』だけなら二級」
「英語だったら？」
「三級（サンキュー）」
撮影地：東京・日比谷公園（2020.3/3）
今年もアジサイの芽が大きく膨らみつつあります。有難いことです。
3月9日は「サンキューの日」、回りの方に日頃の感謝の気持ちを伝える日だそうです。いつも拙い小咄にお付き合い下さり、心から感謝申し上げます。
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2020.3/10（火）
今夜のコツコツ小咄。
「毎年この季節になると、引きこもってないで、エゴを捨てて世の中のためになることをしようと思うんだけどね」
「無私（虫）の心境ですね」
撮影地：東京・日比谷公園（2019.3/22）
時候は二十四節気の啓蟄（けいちつ）、冬籠りしていた虫が這い出てくる季節との意。ひと雨ごとに気温も上昇します。
75年前の今日未明の東京大空襲で、10万人（！）の命が失われました。鎮魂、慰霊の日が続きます。合掌。
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2020.3/11（水）
9年目のコツコツ小咄。
「震災の記憶って、急に壊れた輪転機みたいね」
「えっ、どういうこと？」
「わっ、刷れない（忘れない）！」
撮影地：福島・いわき市（2018.11/3）
小名浜港も津波で甚大な被害を蒙りましたが、今は遊覧船も運航され賑わっています。被災地の復興は進みつつありますが、その状況は地域によって様々（まだら模様）です。
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2020.3/12（木）
今夜のコツコツ小咄。
「原発事故のために本格操業できなかったことが、結果的に水産物の保全と回復につながったんです」
「そうなんですか」
「試験（資源）操業だけに」
撮影地：結のはじまり 福島県楢葉町の居酒屋（2018.12/1）
福島県の沿岸漁業等は今も試験操業中（2015年以降、基準値を超える魚種は確認されていません）。原発事故に伴うやむを得ない対応でしたが、世界的に重要な課題となっている水産資源管理と持続的漁業のモデルケースとなるかも知れません。
この日はＪヴィレッジ近くの居酒屋さんで、常磐名産のメヒカリを頂きました。
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2020.3/13（金）
今週最後のコツコツ小咄。
「常磐線沿いでも、間もなく桜が咲きますね」
「前線（全線）が通りますから」
撮影地：福島・富岡町夜ノ森（2018.4/8）
明日（3/14）、JR常磐線は全線で運転を再開。桜の名所・夜ノ森周辺でも徐々に避難指示は解除されていますが、今も帰還困難区域が残されています。
平穏な週末になりますよう。
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注：コツコツ小咄は、土日祝を除く毎日、中田個人のFBで絶賛（！？）投稿中です。