【ほんのさわり】2020年まとめ 

今年も食や農の分野を中心に、考えるヒントとなる多くの本と出合えることができました。
 地球と人類の将来ビジョンを考えるのに参考になった本は西川 潤『2030年 未来への選択』(No.186)、宮台真司、飯田哲也『原発社会からの離脱』(No.190)、古沢広祐『食・農・環境とSDGs』(No.196)、中野佳裕「いまこそ〈健全な社会〉へ」(No.198)、ハラリ『サピエンス全史』(No.200)、斎藤幸平『人新世の「資本論」』(No.207)です。

農村や自然との関わりでは、鷲田清一/山極寿一『都市と野生の思考』(No.191)、宇根 豊『日本人にとって自然とはなにか』(No.193)、山本太郎『感染症と文明−共生への道』(No.194)、前野ウルド浩太郎『バッタを倒しにアフリカへ』(No.195)。
 それに筒井一伸ほか『移住者による継業』(No.185)、駒崎弘樹『「社会を変える」を仕事にする』(No.187)も紹介しました。

小説では朱川湊人『花まんま』(No.189)、吉田篤弘『つむじ風食堂の夜』(No.192)、日本ペンクラブ編『うなぎ』(No.197)、コロンバニ『三つ編み』(No.201)、とびやあい『田んぼ、はじめました。』(No.205)。いずれも強い感銘を受けました。

 さらに佐藤俊樹『桜が創った「日本」』(No.188)、大田昌秀『沖縄 鉄血勤皇隊』(No.199)、末吉里花『はじめてのエシカル』(No.202)、滝沢秀一『やっぱり、このゴミは収集できません 』(No.204)、宮内泰介・上田昌文『実践 自分で調べる技術』(No.206)も紹介させて頂きました。
 そして奥沢ブッククラブでの若き友人である岩下紘己さんの『ひらけ!モトム』(No.203)は、今年の最大の収穫の一つでした。

(詳しくは以下に掲載してあります。)
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出所:
 F. M. Letter -フード・マイレージ資料室 通信-
 No.208、2020年12月29日(火)[和暦 霜月十五日]
  https://www.mag2.com/m/0001579997.html
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