
2016年9月にスタートしたポケットマルシェ(ポケマル)は、生産者と消費者をつなぐ産直アプリ。メッセンジャー機能等を使った直接的なコミュニケーションも可能で、現在、約5,700名の生産者と35万名の消費者が登録しているとのこと。
このアプリを運営する(株)ポケットマルシェ(岩手・花巻市、高橋博之代表)は、ポケマル登録ユーザのうち5,600名を対象として、関係人口創出に関する実態調査を実施・公表しました。
調査結果によると、生産者と仲の良い(販売・発送以外のやりとりをしている)ユーザの71%が生産者のいる地域を訪れたいと回答しており、実際に100名以上が生産の現場を訪問しているとのこと。
つまり、アプリを利用して食べものを購入している消費者は、商品自体や生産者のみならず、その食べものが生産されている地域にまで関心が広がっていることが伺えるのです。
オンライン上で気軽に食べものを購入することが、生産地や産地とつながる(関係人口となる)きっかけになり、関係人口に発展する可能性があることが示唆されています。
[資料]
(株)ポケットマルシェ「産直アプリを通じた関係人口創出に関する調査」(2021.8)
https://www.pocket-marche.com/news/2021082611001406/
出所:
F. M. Letter -フード・マイレージ資料室 通信-
No.225、2021年9月7日(火)[和暦 葉月朔日]
https://www.mag2.com/m/0001579997.html
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