コツコツ小咄まとめ(2021年9月分)

2021.9/1(水)
 防災の日のコツコツ小咄。
「せめてSNSで発信すればいいのに」
「追悼(Twitter)文だけでもね」

撮影地:下里本邑遺跡公園(東京・東久留米市、2021.8/31)
 小池都知事は5年連続で朝鮮人犠牲者の追悼式典に追悼文を送らず。関東大震災時の朝鮮人虐殺については、瀬戸内晴美『余白の春』、映画『金子文子と朴烈』にも描かれています。
【12いいね】

埼玉・和光市 Sさんのツッコミ。
「瀬戸内晴美が……。読んでみます」

2021.9/2(木)
 今夜のコツコツ小咄。
「総選挙って、高校野球と似てるね」
「え、どういうこと?」
「どちらも投手(党首)の力量次第ですから」

写真:かとうりんご農園さん(長野市)から送って頂いた梨(2021.9/1)
 夏の甲子園は雨にたたられつつも熱戦続き。来る総選挙も、熱くて(梨のように)実りある政策論争を期待したいところ。
【25いいね】

かとうりんご 農園さんのツッコミ
「ありがとうございました😊」

2021.9/3(金)
「最高責任者なのに、突然の不出馬表明とは」
「青天(政権)の霹靂だね」

写真:スガちゃん瓦割りせんべい(2020年9月発売、写真は大藤ホームページより)
 明日9月4日は「青天の霹靂」の誕生日。12世紀の中国南宋の陸游が「九月四日鶏未鳴起作」と題する詩のなかで使ったとのこと。(秋田ではなく)青森のお米の銘柄でもあります。
 もっとも四面楚歌に陥った総理の「政権投げ出し」表明は、青天の霹靂というほどの驚きではなかったかも知れませんが。
 国民や弱者に寄り添う政権が誕生することを切望。
追伸:来週は遅い夏休みを頂きます。コツコツもお休みです。
【17いいね】

2021.9/15(水)
 お待たせしました。久々のコツコツ小咄(まだやるんかい!)
「政策論争を交わす絶好の機会とは思わないのかしら」
「そんなセンス(扇子)はないんじゃないの? 内輪(団扇)のことで手いっぱいだから」

撮影地:秋田市立佐竹史料館(2019.8/2)
 佐竹氏の家紋(定紋)は「扇に月」。
 それにしても、党内(内輪)の支持を得るためには持論も信念も平気で曲げてしまうとは・・・。それが政治家なの???
【33いいね】

神奈川・川崎市のRさんのツッコミ。
「久々の小咄!続けてくださいませ。
 最後の二文、ホントその通りです…。信念はないのでしょうかね。恥も意地も」

東京・世田谷区のMさんのツッコミ。
「ファンを作るためなら何でもやります」

香川・高松市のIさんのツッコミ。
「彼らのファンにはなれませんが、不安にはなりますね」

埼玉・和光市のSさんのツッコミ。
「うまい!」

京都市のHさんのツッコミ。
「佐竹は徳川に楯突いたため、茨城から秋田に移されました。しかし、表向きの石高20万石に対し、開拓を進め、実際の石高は50万石近くあったようです。自ら豊かな土地にしたわけですね。
 長いものに巻かれず、信念通した佐竹家。今の政治家はどうか」

2021.9/16(木)
 今夜のコツコツ小咄。
「誰に投票したかは、ちゃんと自発的に報告しろよな」
「そうなんですか、会長」
「自主(自首)投票って、言っただろうが」

撮影地:東京・清瀬市(2021.9/14)
 まだ百日紅も残っていますが、彼岸花が咲き始めました。
 猿は木から落ちても猿ですが、代議士は落選すればただの人。少しでも自分の選挙に有利になりそうな看板を選びたいのでしょうが。派閥も様変わりですね。
【20いいね】

2021.9/17(金)
 兵庫・但馬の美味しい食事を頂いた今週最後のコツコツ小咄。
「総裁選って、ビンゴゲームみたいね」
「えっ、どういうこと?」
「数合わせで勝負が決まるもの」

撮影地:47都道府県レストラン 箕と環 -MINO TO WA-(東京・神田)
 ネタと写真は関係ありません(今宵のイベントについては改めてブログ等で紹介します)。
 特定政党の総裁選が公示。政局ネタはいくらでも(?)できますが、何か空しくなってきました。
 来週は爽やかなネタを心掛けます。台風が九州に上陸、平穏な週末でありますよう。
【18いいね】

2021.9/22(水)
 今夜のコツコツ小咄(明日は彼岸の中日。今週はネタ2つで済みます)。
「肉や卵の代わりに、この花を食べる人がいるんだって」
「何ていう花?」
「ビーガン(彼岸)花」

撮影地:東京・清瀬市(2021.9/14)
 今年の彼岸花は、早くも色褪せつつあります。
 私は食習慣の多様性を尊重します(念のため)。
 彼岸花の地下茎は毒抜きすれば食用になるため、 飢饉に備えて田んぼの畦に植えられたとの説も。 日本の歴史は (世界の歴史も)、ほとんどの時代を通じて食の確保が最重要課題でした。
 輸入物価指数は過去最大の上昇率。一見「飽食」 に見える現代日本も同じかも知れません。
【32いいね】

香川・高松市のIさんのツッコミ
「見事な小咄。ヒガンでいるのは私?」
(↑コツコツの返信「I先生、ホメ殺し(古いですね)恐れ入ります」)

2021.9/24(金)
 まだ今シーズンは終わっていないと感じた(たぶん錯覚)今夜のコツコツ小咄。
「子どものころ、目の前にジャコウアゲハが飛んで来た時には、天国に昇ったような気がしたんだ」
「臨死(鱗翅)体験だったのね」

撮影地:東京・東村山市(2021.9/13)
 かつてのチョウ少年にとってあこがれの存在だったジャコウアゲハと、まさか長じてから都内の公園で巡り合えるとは。ドキドキしました(不整脈?)。
 ちなみにネタは、沖縄の昆虫学者・平和運動家であるアキノ隊員のブログ名からの流用(パクリ)です。
【20いいね】

福島・喜多方市のFさんのツッコミ。
「かつての少年達は蝶や切手や鳩や、いい趣味でしたね」

2021.9/29(水)
 今週最初のコツコツ小咄。
「メルケル政権の最大の功績は、EUのなかでも抜きんでた経済成長だったね」
「独(ひとり)勝ちだったもんね」

撮影地:東京・東村山市(2021.9/27)
 16年間の政権運営には様々な異論・批判もあるとはいえ、これだけ多くの国民に親しまれ惜しまれつ引退する方と、比べても意味がないことは分かっているのですが。
 写真はネタと無関係です。少年時代はあこがれだったヒョウモンチョウ(写真はツマグロヒョウモン)が近年、東京でも普通にみられるとは、天国のよう(臨死(鱗翅)体験?)。
【31いいね】

群馬・子持村ご出身のSさんのツッコミ。
「きれいですね!昔は昆虫少年でいらっしゃったのでしょうか?」

神奈川・川崎市のSさんのツッコミ。
「そんなときもあったのですね…^_^」

東京・世田谷区のMさんのツッコミ。
「今も純真だと思いますよ」

コツコツ「・・・」

2021.9/30(木)
 雨が強くなってきた今夜のコツコツ小咄(明日の朝が心配だな~)。
「こんな複雑で大きなシステム、とてもチェックし切れませんよ」
「いいから全部、見るんだ!」
「目がパンク~(メガバンク)」

撮影地:東京・東村山市(2021.9/21)
 銀行に限らず、この社会を支えているインフラシステム全体が制度疲労を起こしつつあるのかも知れません。
 写真のアベリアの花言葉は「謙虚」。私たちの今の科学技術文明は、謙虚さを忘れかけているのかも。
【17いいね】

2021.10/1(金)
 10月最初のコツコツ小咄。
「こんなに何もかも値段が上がったら、家計がもたないわ」
「ほんと、値上げ(音上げ)の10月ね」

撮影地:東京・東村山市(2020.10/20)
 野菜、小麦粉、牛肉、マーガリン等が軒並み値上げに。国内の天候不順だけではなく、世界的な原材料価格の高騰や中国の景気回復などが要因とのこと。
 ようやく緊急事態宣言等が全面解除。世の中がいい方向に動いていけばいいのですが。
【17いいね】

東京・世田谷区のMさんのツッコミ。
「かわいい😍」

石川・金沢市のNさんのツッコミ。
「値上がりの秋なんですよね・・・」

京都市のHさんのツッコミ。
「さまざまな要因があるようですが、米国産牛肉などは中国に買い負けていることも、高値の要因になっていると聞きます。中国とオーストラリアとの関係悪化などもあるようですが、中国の消費拡大と高級志向により、今後さまざまな食材で「買い負け」が生じるのではないかと思います」