多くの新しい出会いがあったECOM 30周年ワークショップ(3月29日)。登壇された方のお一人・山口祐子さんの「板橋区をエシカルタウンにしたい」という発言には、正直、驚きました。
平日には保育士補助の仕事をされ、パンクロックのドラム演奏が趣味という山口さんは、週末には東京・板橋区で「エシカルな雑貨屋さん One-Drop」を展開されています。
One-Dropでは、エシカル、フェアトレード、サステナビリティをコンセプトに、生活にスパイスをプラスできるような、ファッションから食品まで多岐に渡る商品を取り扱っています。いずれも山口さんが実際に使っており、お客さんにも使い続けてほしいものだそうです。福祉作業所の商品も取り扱っておられます。
去る5月20日(土)には「めぐるマルシェ」を訪ねました。月1回、住宅街の中にあるお米屋さんの軒先で開催されています。お話を伺っている間にも、何人もの方が覗いて買い物をされていきます。
私も福祉園のシフォンケーキ(「板橋のいっぴん」に認定されているとのこと)、スリランカのカレー、職人の技を活かしたチョコレートなどを求めさせて頂きました。
One-Dropの商品は、板橋宿不動通り商店街の朝市(毎月第3日曜日、次回は6月18日)でも求めることができますが、「めぐるマルシェ」は、今後は年4回程度の開催にするそうです(次回は9月16日(土、予定))。
一方、山口さんは、今秋を目標にクリエイターとしてアパレルブランドをリリースする予定とのこと。
「私らしくエシカルを発信、提案していきたい。自分の生き様を見てもらって、エシカルをもっと身近に感じてもらいたい」と語る山口さん。進化と行動力は止まりそうにありません。
(参考)
One-Drop ウェブサイト
https://onedrop0301.thebase.in/
同 FBページ
https://www.facebook.com/onedrop0301/
出典:
F.M.Letter-フード・マイレージ資料室 通信-pray for peace.
No.268、2023年5月20日(土)[和暦 卯月朔日]
https://www.mag2.com/m/0001579997.html
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