2023年11月25日(土)は晴天。いつも通り朝7時にたかった馬場駅前で同乗させて頂き、新潟上越市大賀に向かいます。
連休の合間なので心配していましたが、関越道は渋滞もなく順調。いつもの上里SAで朝食。小麦が本場のこの辺り、今回はラーメンしてみました。
青空の下に、赤城山や榛名山の姿。
ところが一転、谷川岳SAあたりで曇り空になり、細かな雪が落ちてきます。気温も低下。
そして関越トンネルを抜けると、そこは雪国でした。直進できず、チェーン装着等のスペースを経由させられます。
松之山温泉も雪の中。熱い露天風呂から眺める雪景色。時折り、廂から雪塊が落ちて大きな音と水しぶきを上げます。
国道253号線(ほくほく街道)わきから儀明の棚田(十日町市儀明)を見学。山桜で有名な観光地だそうですが、雪のなかの棚田も見事な景観です。
ちなみに今年10月25日現在の新潟県の水稲の作況は95(全国は101)、9月30日現在の一等米比率は13.5%(昨年は74.4%)と、猛暑と渇水の影響を大きく蒙った年でした。
そのような厳しい環境下でも稲作を継続する方がおられるからこそ、素晴らしい景観も楽しむことができるのです。
上越市に入ったのは13時前。
今回もお世話になる大賀集落のリーダー・中村昭一さん宅に挨拶に寄った後、名水百選の大出口泉水へ。日本海が望めます。海に近いせいか雪はほとんど積もっておらず、西の空は明るくなってきたようです。
それにしても寒い。温泉であったまった身体も冷たくなってきました。
収穫祭の会場であるスカイトピア遊らんどに到着したのは15時前。少し時間があったので、温泉で暖まり直し。
15時30分から今年の大賀集落の収穫祭が開催されました。現在、大賀には5戸しかありませんが、集落外に住んでいるご家族の皆さんや東京組も加え、約20名の大所帯です。
中村さんからは「今年は大いに喜べるという年ではなかったが、無事に収穫を終えることができた」等の挨拶。通わせて頂いている東京組の代表からもお礼の挨拶。
中村さんは、最近、体調が良くないようで、お酒も控えられているのが気掛かりです。
翌日は打って変わっての快晴。抜けるような青空が広がっています。起きてすぐと朝食後の2回、風呂。
9時過ぎに中村さん宅へ。軒下の大根も日の光を浴びていました。お米を注文していたメンバーは受け取り。庭の柚子も収穫させて下さいました。もみがらを頂いて東京まで持ち帰る人も。
儀明の棚田も、明るい陽の下で、昨日とは全く違った姿を見せてくれています。
早めの昼食は、十日町真田で名物のへぎ蕎麦。テーブルの上には山ぐるみが鉢に盛られていて、自由に頂くことができます。
15時頃に都内まで戻って来ました。大賀の皆様、今回もお世話になり有難うございました。
来年もまた、皆さんお元気な姿にお目に掛かれるのを楽しみにしています。