2018年2月10日(土)から12日(月)の三連休は、三連続ライブ。
まず10日(土)は、シンガーソングライター・ばばらあやか(羽原朱香)さんのライブ「ただいま! 1年ぶりのばばらいぶ in 新宿御苑前」が開催されました。
ばばらさんは青森・八戸のご出身。
昨年2月に故郷にUターンし、現在は地元を拠点に音楽活動をされています。昨年2月以来、1年ぶりの東京でのライブです。
12時30分に会場(カレー店・パペラ)がオープン。
まずは食事。5種類のなかからバタープラウン(えび)カレーをチョイス。サフランライスとサラダ付き。生ビールも注文。
アットホームな雰囲気のなか(ばばらさんの知り合い(ファン)の方がほとんどのようです。)、13時からライブがスタート)。
最初の「Singing」は、なぜ歌っているのか素直な気持ちを表現した曲とのこと。故郷に帰る思いを歌った「帰り道」。「ステッキ家族」は音楽活動を応援してくれている家族への思いが込められています。
「夢花火」「かいもの」。「view」は大事な人とみる景色を歌ったもの。故郷を出ていく兄弟を見送る「station」。その味は100%うそはない「りんごジュースのうた」。他人ではなく自分が作った山を登る思いを込めた「climb」など。
八戸に帰られてから1年の間の新曲も多数。
東京での生活を振り返りつつ、家族のことなど色々と考えられたこともあったようです。
最後に、また必ず上京すると約束されたばばらさん。
これからも地域密着の「地sound 地show」の活動に期待したいと思います。
せっかく近くまで来たので、新宿御苑へ。
同じ場所でも、季節毎に様々な姿を楽しむことができるのが公園の良いところです。梅は例年より遅い様子。鮮やかな黄色の福寿草。
寒桜には多くのメジロの姿(それ以上の数のカメラマンも)。
翌2月11日(日)の夕方は、東京・神田小川町にある居酒屋「蔵地(くらっち)」へ。
受付をして狭い階段を上がった2階のスペースが、この日のライブの会場です。20人も入れば椅子やソファは一杯です。
この日のメイン出演者は MINAMI & MIKIさん。オーボエとキーボードのコンビです。
昨年11月、東京・吉祥寺で開催された福島関係のチャリティライブでの素晴らしい演奏とトークに魅了され、足を運びました。
しかもこの日は、何と吉本若手芸人とのコラボ!
MINAMI さんは1年間、吉本総合芸能学院(NSC)に通われたそうで(!)、この日出演する芸人の皆さんは同期生だそうです。
ちなみに川越 COEDO ビールや地酒飲み放題、唐揚げなども食べ放題です。
まずは MINAMI & MIKI さんの演奏からスタート(間近で聞くと改めて素晴らしく、かつ楽しい演奏です)。
クラシックの定番に加え、演歌やテレビ番組の主題歌も。馴染みのある多くの楽曲でオーボエやイングリッシュホルンが使われていることが分かります。
続いて漫才のコーナー。
この日の進行役も兼ねていたステファニーからは、七草粥やオーガニック、パンダをネタにした漫才。
アズーロ24とロベカルは男性二人のコンビ。声もデカくパワフルで、「顔がすぐ近くで見える漫才」はすごい迫力。みんな面白い!
休憩時間も惜しんで若手芸人さん達のネタ下ろし。気になった芸人さん宛てには(「重し」入りの)メッセージカード。
そしてMINAMIさんも参加しての「大喜利」。
最後に再び MINAMI & MIKI さんの演奏。
モンティの「チャルダッシュ」、オリジナルの「桃太郎組曲」(完成までは数十年かかるとのこと)など。いずれも見事な演奏で盛り上がりました。
それにしてもMINAMIさん、オーボエ、イングリッシュホルン、サキソフォンから大喜利まで、多才な方です(ウェブサイトには「1人ボレロ」の動画もあります)。
あっという間に過ぎた楽しい時間。有難うございました。
2月12日(月)は建国記念日の振替休日。
三連休・3連続ライブの最終日は、東京・高円寺へ。魚料理店の2階で開催されたのは「うおこう寄席・江戸落語を聞いて江戸東京野菜を食べよう」。
立川吉笑さんの落語と大竹道茂さん(江戸東京・伝統野菜研究会)による江戸東京野菜のお話のコラボイベントも、今年で4回目だそうです。
主催者(うおこうの女将)の松井つるみさんからの開会挨拶に続き、まずは吉笑さんの1席目。
金融関係の企業からの依頼で新作落語(偽札ネタ!)を作り上演した顛末等を楽しく紹介したマクラに続き、「子ほめ」の一席。
古典の定番ですが、吉笑さんの感性とパワーにかかると一味違います。
続いて高座に上がられた大竹道茂さんは法被姿。
伝統小松菜、うど、品川カブ、早稲田ミョウガ等にまつわる「物語」を、初心者にも分かりやすく紹介して下さいました。
松井さんからは試食用(食べ比べ)のお皿が回され、回りの人と歓談しながら頂きました。ご馳走様でした。
立川吉笑さんの2席目は「大根屋騒動」。
亀戸大根、練馬大根、伝統大蔵大根などが登場するオリジナルの創作落語です。これまで何度か聞く機会がありましたが、内容はさらに進化しているようです。
終了後は懇親会。
いつも江戸東京野菜等がふんだんに食べられるのですが、この日は失礼して国分寺に向かいました(続く)。