【ブログ】共奏キッチン♪@自由が丘シェア奥沢 #97

カレンダーは11月も下旬。夜と朝は冷え込む日が多くなってきました。
 2019年11月20日(水)の終業後は、イルミネーションに彩られた東京・自由が丘へ。

 1932年築の古民家を再生した「地域共生の家」・シェア奥沢で開催される「共奏キッチン」に久しぶりに参加。
 みんなで食事を作って一緒に食べ、語り合うというユニークなイベントも97回目を迎えました。

19 時頃に到着すると、参加者みんなで正に料理の真っ最中。
 この日も世話人のたかった一氏が、作り手の顔と姿が目に浮かぶ食材を準備して下さいました。

 お米は新潟・上越市の山里(私も今月9~10日にお邪魔したばかり)から、永田農法で手間暇かけて育てたコシヒカリの新米です。
 山形・朝日町に移住された若夫妻が営む果樹園木楽からは、しあわせリンゴ・旬のサンふじが届いています。

自然農法の POCO A POCO FARM(茨城・那珂市)からは、紫芋、里芋、菊芋、バターナッツ、大根、カラフル人参(黒、 赤、白、黄色)。それに生姜とハバネロも。
 先日の台風で畑の一部が水没したそうですが、 今回も野菜等を送って下さいました。

 地元・世田谷区の農家・せーさんは、大蔵大根、サラダ蕪(もものすけ)、ハヤトウリ等を持参して下さっています。

私は、八百屋こんべえさん(障がいのある人等を支援する埼玉・所沢市のNPOが運営)が届けて下さったキャベツで作った和え物を持参(素材はいいのですが調理は今イチでした)。

 20時頃に料理が完成。棚田のコシヒカリも炊き上がりました。
 大きなテーブルに並べて、みんなで「いただきます」。

しばし食事と歓談。
 久しぶりの方も初めてお目に掛かった方も、一緒に作った料理を一緒に食べると、会話も心も弾みます (「共食」の底力!)。

熱いお汁はみんなで取り分けます。紫イモとリンゴを煮込んだデザートも。

 21時過ぎに「ごちそうさま」。今回もロス(食べ残し)はほとんど出ませんでした。
 私のへなちょこキャベツ料理も、美味しいと言って食べて下さいました。嬉しいことです。

食器とテーブルを片付け、広い板の間に円座になって対話の時間。

 対話を重視するたかった一氏からは、
 「ほんのひとときですが、今晩ここに集ったお一人お ひとりが、今どんなところにいてどんな景色を見ているのか、聞きあえる時間を楽しみたい」との発言。

まずは、3~4人ずつのグループになって自己紹介やこの日の会の感想等をシェア。
 グループをシャッフルして同様の対話をした後、再び全員で対話を続けます。

 参加者の方が主催するイベント等の告知もありました。

例えば12月7日(土)16時からシェア奥沢で開催される「お話聴きまZOOの望年会」。毎週、着ぐるみを着て路上でお話を聴くという活動をされているそうです。

 同日、それに先立って、たかったー氏主催の「円坐影舞-冬景色」。

 有機農業関係の映画上映&ランチ交流会(11月21日(木)、渋谷)。
 11月30日(土)に埼玉・小川町で開催される大豆収穫体験会

 ギターの弾き語りライブは、12月20日(金)に自由が丘で開催されます)。
 宇宙桜グランプリ(ジャンルを問わないアートコンテスト)を紹介してくださった方も。

 そして、次回の共奏キッチン #98は12月18日(水)。
 食を通じてコミュニティを創るユニークな取組みも、いよいよ100回目の節目が見えてきました。さらなる発展を期待したいと思います。