【ブログ】2022年が明けました。

明けましておめでとうございます。
 本年も布団にうつぶせになって(伏臥)、思いのままに書き綴って(漫録)いきますので、よろしくお願いします。

個人のウエブサイトのタイトル写真も新年から変更。昨年12月5日(日)に訪ねた山梨・北杜市高根町の、冬みず田んぼに映える南アルプスです。
 ホームページ制作の createvekei さん、今年もお世話になります。ウエブサイトも開設から2年目、そろそろ内容や構成を見直す時期ではあります。

良く晴れた空に、まぶしい初日が昇ってきました。
 ところが世の中は穏やかではないようで、元日付け日本経済新聞3面には「食料高騰、世界を揺らす」との大きな見出し。
 異常気象、バイオ燃料需要の増加、コロナ禍による人手不足等により国内でも食品価格が上昇していますが、途上国では政治的なリスクも高まっている等の内容。

毎年、変わらないお節、お雑煮は丸餅に白みそ。お屠蘇は上堰米のお酒(福島・喜多方市)を頂きました。

 これも恒例、近所の稲荷神社に初もうで。
 境内にある「シャブキ堂」さんは風邪の予防に効く神様で、コロナウイルスにもご利益があるでしょうか。咳、痰(石炭)を抑えるという現代的意味もあるかな。

そして日は進み、6日(木)には七草がゆ。この頃からコロナの新規感染者が急増し始めます。

その6日は午後から東京地方も雪となりました。楽しみにしていたイベントも中止の連絡。
 帰りの駅前の自転車置き場、自転車にも雪が降り積もって不思議な光景。怖くて押して帰宅。

 翌日は雪も止み晴れ渡りましたが、路面は凍結してコチコチ。日比谷公園(写真右)には珍しい鳥が来ていたそうな(鶴、鶴(つるつる))。
 首都圏では500人以上が転倒等で負傷との報道。雪国の人には笑われそうですが。

8日(土)には、これも恒例のNPO市民科学研究室のオンライン新年交流会。リアルに会場に大勢が集まり、食事をしながら楽しんでいたのがはるか昔のことのようです。

10日(月)は、2022年最初の奥沢ブッククラブ(第75回)(第75回)。
 この日の課題本『食べものから学ぶ世界史』の著者・平賀緑さんも京都から顔を出して下さり(これはオンラインのメリット)、なかなか締まった(マジメな)読書会となりました。

 ちなみに私がおススメしたのは、ポール・B・トンプソン『食農倫理学の長い旅』。大部で読みやすい本でもありませんが、多くの示唆に富んでいます。

さて個人的には、今年も「食と農の間の距離」を少しでも縮めるための活動に取り組んでいきたいと思っています(全く微力ではありますが)。

その一環として、まずは昨年6回開催した「食と農の市民談話会」のSeason2を、1~3月に3回開催することとなりました(NPO市民研主催)。
 今年最初は明後日(1月18日(火))19時から、福島・喜多方市で有機農業を営みつつ様々な交流活動等にも取り組んでおられる浅見彰宏さんに話題提供を頂きます。
 多くの方のご参加をお待ちしています(事前申し込み等が必要です)。

ついでながら、私自身のことも。
 明日(1月17日(月))19時半から(一社)縮小社会研究会(京都市)のオンライン研究会で、フード・マイレージについて話題提供させて頂きます。
 あまり新しい話もないのですが、参加者の皆さまとの意見交換等を楽しみにしています(こちらは参加費無料)。よろしかったら顔を出して下さい。

それにしても、年明けから新型コロナウイルス(オミクロン株)の感染が急拡大。南太平洋のトンガでは大規模噴火があって日本にも津波警報・注意報が発令中(16日11時現在)。
 穏やかな年となることを願っているのですが。