2023年3月19日(土)に開催されたECOM(NPOエココミュニケーションセンター)30周年ワークショップでは、多くの新しい出会いもありました。
「小さなアンテナショップネットワーク」とは、埼玉・小川町やときがわ町の有機野菜生産者と都会のアンテナショップ(販売・情報普及者)をつなぐネットワークで、ECOMの森良代表がご自身で野菜を仕入れて届けているそうです。
そのアンテナショップの一つが、東京・高島平団地の地域交流広場ぱうぜ。「ぱうぜ」とは、音楽用語で休止のことだそうです。運営者の石田ゆかりさんとは、偶然、ワークショップで同じテーブルになったこともあり、名刺交換させて頂きました。
石田さんのお話をもっと伺いたいと思ってお訪ねしたのは、3月27日(月)夕方のこと。都営地下鉄三田線・新高島平駅の近く、桜並木に沿った団地の1階は商店街になって賑わっており、その一画にぱうぜはありました。
改めて石田さんからお話を伺うと、野菜(鹿児島・出水市や山形・庄内の野菜も取り扱っておられます)の販売は活動のごく一部とのこと。他にも夕方キッチン(おにぎり、野菜スープ等)、健康づくり体操、スマホ&パソコン教室、コミュニティビジネス何でも相談会など、毎日のように多彩なイベントを開催されています。空いている時間は、レンタルスペースとして貸し出しも行っているそうです。
お話を伺っている最中にも、パンや野菜を求めて地元の常連さんが訪ねて来られました。
「食べものを作った人と食べる人の間の関係性が近いと、ロスも少なくなる。作ってくださる方の思いを食べる人に伝えていきたい」等と、明るく語っておられた石田さんの笑顔が印象的でした。
[参考]
地域交流広場ぱうぜFBページ
https://www.facebook.com/takashimadaira.niko
「持続可能な地域づくり」(ECOM30周年ワークショップ(2023.3/19)の模様
https://food-mileage.jp/2023/03/24/blog-427/
出典:
F.M.Letter-フード・マイレージ資料室 通信-pray for peace.
No.264、2023年4月5日(水)[和暦 閏如月十五日]
https://www.mag2.com/m/0001579997.html
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