【豆知識325】農業経営体の経営収支の現状

【ポイント】
 米など農産物価格は上昇しているものの、農家等の経営収支は厳しい状況にあります。

 米、野菜、鶏卵などの農産物価格が上昇(農産物価格総合指数は2022年から23年にかけて6.4ポイント上昇)していますが、農家など農業経営体の経営収支はどのような状況にあるでしょうか。
 リンク先の図325は、農業経営体の農業粗収益、農業経営費及び所得(粗収益-経営費)の状況を経営タイプごとに示したものです。
https://food-mileage.jp/wp-content/uploads/2025/09/325_shusi.pdf続きを読む

【ご案内】「食と農の未来フォーラム」開催中です。

写真は左から野生キンラン(東京・東村山市)、堰浚いボランティア(福島・喜多方市)、PresentTree植樹イベント(山梨・笛吹市)


1 開催の趣旨と目的
(1)現在、食と農は、様々な深刻な課題に直面しています。
  例:食料自給率の低迷、担い手・農地など農業生産基盤の脆弱化、栄養バランス崩れと食生活の乱れ、膨大な食品ロスなど… 続きを読む

【ブログ】都市住民こそ他人事じゃない!私たちの食べものは大丈夫?(第4回 食と農の未来フォーラム)

2025年9月20日(土)19時から、第4回 食と農の未来フォーラムを開催しました。
 食と農を取り巻く深刻な問題の多くは「食と農の間の距離」が離れてしまっていることに起因しています。都会の一般市民(消費者)の皆さんを主な対象として、食と農の現場の課題を身近に感じ、自主的な行動変容につなげて頂くことを期待して開催する本フォーラム、これまで… 続きを読む

【オーシャン・カレント324】水稲の10a当たり収量の前年比見込み(8月15日現在)

【ポイント】
 8月15日現在の米の生育状況は順調のようですが、廃止する方向にある作況指数や平年収量に代わる新たな指標の開発・公表が必要と考えます。

出典:農林水産省HP

去る2025年8月29日(金)、農林水産省は「水稲の8月15日現在における10a当たり収量の前年比見込み」という、やや長いタイトルの統計速報を公表しました。主食用米の生産見込み(前年に比べて56万トン増)に向けて、おおむね順調に推移しているとの内容です。米価格が高い水準で推移し政府備蓄米の在庫量も大きく減少している中で、安堵できる内容となりました。… 続きを読む

【豆知識324】割安な生産者との直接取引

【ポイント】
 米の購入価格を入手経路別にみると、生産者から直接購入する場合が最も割安となっています。

米の価格は前年等と比べて高い水準で推移しており、今夏の猛暑が新米の価格に影響するのではないかとも懸念されています。そのようななか、消費者が購入する精米の価格は、入手経路によって差がみられます。
 リンク先の図324は、入手経路別にみた精米の購入単価と、入手経路の割合の推移を示したものです。
https://food-mileage.jp/wp-content/uploads/2025/09/324_chokusetu.pdf続きを読む

【ブログ】自らを自然から隔離する私たち

2025年9月11日(木)、関東地方はものすごい雷雨に見舞われました。都心でも河川が氾濫、交通にも乱れ。東京・小平市ではマンホールの蓋が吹き飛んで道路と通行中の乗用車が破損。気候が毎年激しく、凶暴になっています。
 自宅の半地下の車庫も50㎝以上浸水したようで、「みんなの椅子」の看板もドロドロに。
 ちなみに自宅玄関前のプランタのスダチは、今年は猛暑のせいか全く花が咲かず実もつかず。生産できたのは揚羽蝶だけです。

さて、9月13日(土)付けの日本経済新聞2面には、水産物の陸上養殖が大きく拡大しているとの特集記事。ローカル面には千葉・いすみ市等の事例も。
 初期投資や電気代がかさむものの、温暖化による海温上昇など環境に影響されにくく安定供給しやすいというメリットがあるとのこと。自然環境から隔離し、人工的に気温や日照等の環境をコントロールして食料を生産するという技術は、いわゆる植物工場とも共通するものです。… 続きを読む

【ブログ】農あるまちづくり講座のフォローアップ講座など

しばらくブログの更新をサボっていました。以下、自らの備忘として棚卸し的に記しておきます。

2025年8月30日(土)は山梨・上野原市西原へ。雑穀プロジェクトに前回に続いて参加しました。
 この日はモチキビの収穫、束ねて吊るすまで。まだまだ猛暑は続いていました。… 続きを読む