2025年12月13日(土)は、ハンセン病問題(菊池事件)を扱った映画『新・あつい壁』を観た後、東京・赤坂へ。細かい雨が落ち始めました。
雑居ビルの2階にある東北 Cafe&Dining トレジオンポートは初めて来ましたが、いい雰囲気のお店です。
この日18時から開催されたのは、「東北うまいもん忘年会~食べて語って、笑って終わる1年」と題するイベント。きっかけ食堂@東京 vol.91です。

奥まったホールは20名ほどで貸切。
冒頭、主催者の方から、きっかけ食堂の趣旨等についてのプレゼンがありました。
NPO法人きっかけ食堂は、2014年5月、東北から離れた京都市にある立命館大学の学生3人により立ち上げられたそうです。東日本大震災の復興のために、東北に行かなくても東北のお酒や料理を通じて東北や震災について考える「きっかけ」を作ろうというのが目的だったそうで、実際に東北に足を運び、生産者と交流することも続けてきたとのこと。
それから11年。社会人になられた方、新しく加入した後輩の方たちによって、現在も毎月11日(東日本大震災の日)、京都、仙台、東京でイベントを続けられているそうです。若い方たちの継続の力に脱帽です。

東北の食材を使った創作料理の数々を、次々と出して下さいました。
東北地方を形どった木皿に盛られた東北6県前菜プレートは、いぶりがっこのクリームチーズ(秋田)、八戸前沖鯖の燻製、山形の玉こんにゃくなど。
大ぶり・ぷりぷりのホタテなどのお刺身。牛すじ煮込みやローストチキン。東北の地酒、地ビール、地ワイン等も美味です。最後にシャーベットも頂きました。

ホームページによると、東日本大震災後、ボランティアやNPO職員として復興支援に携われた代表の方が、「ビジネス」で東北を支援しようと2013年に起業された会社とのこと。
素敵なお店を知ることができました。ここで貸切りイベントを主催できないかと考えているところです。

ところで赤坂を含め、都心の各地はきらびやかなイルミネーションで飾られています。
政府の原発最大限活用への方針転換のお陰で、電力供給を心配する必要もありません。東電福島第一原発の事故は、もはや多くの人の記憶から喪われてしまったのでしょうか。
その一方で、若い世代の方たちが中心となって、14年前の震災を忘れず、東北とつながり続けていこうというイベントが継続されていることには、心励まされる思いがしました。
「きっかけ食堂」には、また参加したいと思っています。よろしくお願いします。
(ご参考)
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