2026年2月3日(火)は節分。
今年も恒例の太巻きを作りましたが、年々、下手になっているような。久しぶりに巻き寿司教室に行かないと。
5日(木)の夜は、井さん親子(熊本・産山村)のあか牛のハンバーグを頂きました。ドキュメンタリ『村で生きる』のクラファンの返礼として届けて頂いていたもの。歯応えがあってジューシーでした。
7日(土)は、市内の小学校で開催された道徳授業の地区公開講座を見学させて頂きました。
ハンセン病問題についての佐久間 建先生からの説明に続き、藤崎美智子さんが紙芝居『わたしの命の物語』を朗読。100名近い6年生は最後まで熱心に聴き入り、最後は「生きられていることの有難さを感じた」等の感想を発表し合っていました。
多くの方に観て頂きたい紙芝居です。

2月7日(土)の夕方は、東京・赤坂のTregionへ。
東日本大震災の被災地・東北のファンづくりをコンセプトとしているお店で、東北6県の食材を使った食事や飲み物を頂くことできます。
この日18時から開催されたのは、「【Art Eat 浜通り 交流会 vol.2】五感が喜ぶアートと食のマリアージュ 〜福島・浜通りの魅力を探る〜」と題するイベント。

Tregionの三廻部(みくるべ)麻衣さんの進行により、まず、主催者からの挨拶(以下、文責はすべて中田にあります)。
“Art Eat 浜通り”とは「アート×食」で浜通りの関係人口を増やす新プロジェクトで、昨年10に開催した交流イベントや12月の現地ツアー等を経て、この日はいよいよ集大成となるイベントとのこと。
挨拶を頂いている間に前菜を配って下さいました。
福島の郷土料理・いか人参(人参は双葉町)と豚レバーの燻製(田村市都路)。富岡町のワインを注文。

続いて、プロジェクトマネージャーの今井寛子さんから、ハマコネ(HAMA CONNECTED)の説明がありました。
東京電力・福島第一原発の事故により避難指示等の対象となった浜通り地域において、アーティスト、地域の方たち等と協働したまちづくりを支援するプロジェクトとのこと。
「浜通りを世界の目的地に」をスローガンに、高付加価値型ツアーの造成、新しい地域の祭りの実施、ロックフェス出場権獲得コンテスト等の事業を採択してきているそうです。

続いて嘉原 妙 さん(アートマネージャー/アートディレクター)がマイクを取り、「時の海 – 東北」プロジェクトについての説明がありました。
現代美術家・宮島達男氏が、東日本大震災の犠牲者を鎮魂し記憶を継承するとともに、未来を共につくることを願い、東北に生きる人々・東北に想いを寄せる人々3000名と協働して、つくりあげるアートプロジェクトとのこと。

作品は、3000個のLEDライトを水盤に設置するものとのこと。その作品を恒久展示するための美術館を、「あの時」に逢いに行くための装置として、大切な誰かと再会する場として、福島・富岡町に建設する予定だそうです。太平洋を望む断崖上の土地が建設予定地とのこと。
廃止措置中の東電・福島第二原発にも近い場所だそうです。

嘉原さん、今井さんお2人が登壇してのパネルディスカッション。
プロジェクトとの出会いについては、嘉原さんは、被災地訪問を続ける宮島氏のアーティストとしての覚悟に共感し、ディレクターとして参加されることになったとのこと。ライングループへの参加、支援等によりプロジェクトとつながって欲しいとも。
今井さんは、建設予定地の海岸には以前に趣味のサーフィンで来たことがあったそうで、不思議な縁を感じたとのこと。また、浜通りには20~30歳代の若い移住者も多く、パワーもすごいそうです。

料理をビュッフェ方式で出して下さいました。
原釜港のヒラメのフライには相馬あおさのクリームソースが添えられています。いいたて雪っ娘かぼちゃの濃厚クリーミーグラタンは、ほっこりと優しい味。飯舘村(肉のゆーとぴあ)のローストビーフ。先日、山田豊さんのお話を世田谷区経堂で伺ったばかりでもあり、美味しさも格別です。
特製のロールキャベツ。南相馬市産のソーセージを双葉町産のキャベツで巻いています。途中で川内村のワインや南相馬市小高の濁り酒を追加注文。

食事を頂きながら、12月の現地ツアーに参加された方からの報告。
山津見神社(飯舘村)のオオカミのお面をつけて登壇された方も。15年ぶりに例大祭が復活したそうです。メンバーの方たちの笑顔からツアーの楽しい様子(雨の強い日もあったそうですが)が伝わってきました。
ちなみに2月21日(土)には、美術館建設予定地をめぐる日帰りバスツアーが予定されているそうです。

これもトレジオン名物、福島産しらすとあおさのペペロンチーノ。最後には米粉を使ったデザートも出して下さいました。満腹です。
この日は宮島さんの奥様も会場におられ、最後にご挨拶を頂きました。
東日本大震災と東電原発事故から、間もなく丸15年を迎えます。
現在の被災地の明暗を、自らの目で見て体験したいという思いが募るイベントでした。主催者、関係者の皆様。有難うございました。
[付記]第8回 食と農の未来フォーラムの開催について

2月17日(火)19時から「「日本人ファースト」って?『武士の娘』から考える」(仮題)をテーマにオンライン開催します(ゲストは異文化研究家の釘島浩子さん)。
今回の衆院選では「日本人ファースト」等と声高に叫ぶ政党が躍進し、「外国人」問題のみならず夫婦別姓問題など、さらに多様性が軽視される風潮が広がることが危惧されます。
一方、第2次世界大戦前のアメリカで日本人移民が強制収容されるなか、旧長岡藩家老の娘・杉本鉞子(えつこ)が英語で著した『武士の娘』はベストセラーとなり、日米間の相互理解等にも貢献しました。
今回はこの本の内容、時代背景等について釘島さんからお話を頂き、これからの誰もが生きやすい社会のあり方について考えます。
こういう時代だからこそ、多くの方と意見交換できればと思います。ご関心のある方はコメント欄のリンク(Peatix)からお申込み下さい。
https://peatix.com/event/4846182/
(ご参考)
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