2026年2月14日(土)の午後は東京・高円寺へ。
この日13時から開催されたのは「うおこう寄席-落語と江戸東京野菜のお話」。うおこう寄席は久しぶりです。
会場は駅近くの繁華街にある雑居ビル3階にあるミニシアター。貴重な場所のようです。
受付には三河島菜、滝野川ごぼう、のらぼう菜などの江戸東京野菜の展示も。

13時、主催者である松井つるみさん(さかな居酒屋・うおこうの女将)の挨拶により開会。
最初のプログラムは、立川吉笑(たてかわ・きっしょう)さんの落語です。
吉笑さんは1984年、京都市生まれ。2022年にはNHK新人落語大賞を受賞し、昨年、真打に昇進されました。吉笑さんの落語を聞くのは昨年5月の銀座での高座以来です。
この日の1席目は「くしゃみ指南」。大阪の商家を舞台に、江戸出身の奉公人が大阪風のくしゃみを教えてもらうというネタ。軽妙な語り口で、エッジの効いた新作を披露して下さいました。場内は爆笑に包まれます。

続いて、大竹道茂さん(江戸東京・伝統野菜研究会)による江戸東京野菜のお話。
スライドを用いて、江戸東京野菜にはそれぞれの物語があることを、多数の生産者の写真等とともに紹介して下さいました。写真の多くは大竹さんご自身が足を運んで撮影されたものだけに、臨場感と迫力があります。
これまでの「うおこう寄席」の経緯も説明して下さいました。私も参加させてもらった会もあり、懐かしく思い出しました(例えば2013年2月の会。吉笑さんも若々しいな~)。

大竹さんの精力的な活動の様子は、ブログ「江戸東京野菜通信」をほぼ毎日更新されていることからも明らかです。
この日、私がチラシをお渡しした第8回 食と農の未来フォーラムについても、すぐに記事にして下さいました(当日も参加して下さいました。いつも有難うございます)。

休憩を挟んで、吉笑さんからの2席目は「小人十九」。
コロナ禍という現代的なテーマを古典落語の世界で描くという新作(力作)です。関西弁の感染が江戸の町に徐々に広がっていくというストーリー。感染の有無を判断する試薬は、何と・・・!(ネタばれ厳禁)
関西弁と東京弁(標準語?)の両方が駆使できるのも、吉笑さんの強力な武器の一つのようです。
終了後は、徒歩数分のところにあるうおこうに移動。
吉笑さん、大竹さんを囲んでの懇親会です。大竹さんは着てこられた寺島ナスのTシャツを披露して下さいました。

うおこう名物の船盛。さすが魚屋さん直営らしく、絶品です。
大きなカレイの煮つけには玉こんにゃくが添えられています。練馬大根の煮物は柔らかく、三河島菜の炒め物はシャキシャキとした歯ごたえ。
参加者のお一人が持参して下さった愛媛の日本酒「山丹政宗」も頂きました。
ご馳走様でした。

17時頃に終了。
久しぶりの「うおこう寄席」、落語と江戸東京野菜のお話、美味しい食事を堪能させて頂きました。吉笑さん、大竹さん、松井つるみさん、有難うございました。
この後、まだ明るさが残っている中を都心に向かいました(きっかけ食堂、記事は別掲)。
(ご参考)
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